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本/「電磁波の健康影響」のご紹介
通信895号記事
「携帯電話中継タワー周辺に及ぼす電磁波の健康影響」……ニールチェリー意見書の冊子
電磁波問題のバイブルというべき決定版、たいへん資料価値が素晴らしいものです。電磁波問題に関心のある人全てがお手元におかれることをおすすめします。(代表)
『注文番号7900』
定価1600円(税込) 
A4判 約170ページ
今週配布の10月1週号OCR用紙でご注文下さい。




※荻野先生にはオルターのキッチンアドバイザー講習会での講師を
 していただいたことがあります。(代表)

【 荻野晃也先生の推薦文 】
 ニュージランドのニール・チェリー博士の名前を知っておられますか?外国のインターネット・ニュース(邦訳もあります)を読んでいる人であれば、「ああ、あの人か」と博士の名前を思い出すかも知れません。2003年5月28日のニュースに「携帯電磁波有害説の急先鋒だった科学者が死亡」の記事が掲載され、運動ニューロン疾患の博士のことを報じたからです。57才でした。
 その記事には、「病気にもかかわらず、電磁波研究に非常に熱心に取り組んでいた」「病気に伴うハンディキャップにもかかわらず、電磁波によって重い病気に冒された私のような者たちのために、全力を尽くしてくれた」「非常に高潔で勇気に溢れ、人々の健康のために闘った博士の人生は、世界をより良い場所に変えてきた」「通信業界は博士の信用を傷つけようと試みていたが、ものともしなかった」といった知人たちの哀悼の談話も掲載されていました。電磁波の危険性を世界中に知らしめた科学者の一人だったのです。
 チェリー博士が、「中継塔問題を考える九州ネットワーク」の方々の依頼に答えて、裁判のために膨大な「意見書」を作成されたのは、亡くなる約半年前のことでした。
 病気を押して書かれたこの「意見書」を、ネットワークに集まった方々が必死になって翻訳されたのが、この本なのです。まさに、博士の「遺言だ」との気持ちで作成されたのがこの「本」なのです。「電磁波の危険性」を広く知って頂くことこそが「チェリー博士の好意に答えることになる」との思いで、ネットワークの方々がこの「本」を出版されることになったのです。
 「目次」を見ればわかりますが、博士の持論である「電離放射線から低周波・電磁波まで、すべての電磁波は共通の遺伝毒性を示している」ことを、自然の電磁波との関係も含めて、懇切丁寧に展開しておられます。素人には少し難しい内容もありますが、危険性を示す研究がこんなに広範囲に存在していることに驚かされることでしょう。そうです。私たちがあまりにも知らなかったのです。多数の「参考文献」もリストアップされていて、この分野の研究者にも役に立つ専門書でもあります。この「本」が多くの人々に読まれ、電磁波被曝反対の運動の輪がもっと広がって欲しいものです。
 日本での講演で、博士はまず「桜のスライド」で自己紹介をなされました。チェリー博士の思いが、春の桜花のように、この日本中を覆いつくすことを期待したいと思います。



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