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たいへん美味しくなったお米のパン
カタログ“2008年2月2週号”
たいへん美味しくなったお米のパン
腸にやさしいお米のパン。
小麦粉アレルギー対策はもちろん、パン好きにも喜ばれる味です。


●お米でパンができました

 米余剰対策のひとつとして、お米でパンを焼けないかという研究は、国の研究機関でもかつて行なわれてきました。しかし、まずい、硬い、ふくらまない米パンしかできず、実用化はできませんでした。
 現在アトピっ子用として市販されている米パンは、小麦グルテンを入れてやっとパンにしているというものがほとんどです。ポストハーベスト農薬汚染のある小麦粉がアレルギー・アトピーの原因ですので、小麦グルテンを使ったのではアトピー問題解決になっていません。
 (株)おこめ安心食品の瀧谷誠社長は、米粉を主原料とした、小麦グルテンを使用しないパンの開発に成功しました。特定アレルギー25品目を持ち込まない専用工場で製造しています。


●幾多の苦労を乗り越えて
  もともと米屋をしていた瀧谷さんは、ある米パン開発者の技術提供を受けて、2003年春に札幌市で米パン作りを始めました。米パンは小麦アレルギーで困っている子どもたちや、米余りで苦しんでいる国内の米作り農家にとっても朗報だと思ったからです。
 しかしその米パンは、創業間もない2003年9月、最初は高知市で二度目は仙台で、重症なアナフィラキシーショックを引き起こすこととなりました。原因は米粉に製造時のコンタミネーション(微量混入)で小麦粉が混入していたためでした。
 仙台でのケースは訴訟にまでなりました。その過程で、その米パン開発者の技術や指定されていた原料に問題や偽りがあることが判明し、2004年4月に絶縁されることになりました。
 その後、瀧谷さんは「ほんものの米パンを待っている人がいっぱいいる」との使命感をもって、独自に現在の米パン技術を開発なさいました。工場も札幌市から埼玉県深谷市に移され、本格的な米パン製造に取り組まれています。一回ミスしたということを契機に、限りない安全の追求を心がけておられます。


●腸にもやさしいお米パン
  お米安心食品の米パンは、当初の米パンよりはるかにおいしくなりました。アトピー、アレルギー用としてはもちろん、もちもちでふっくらした新しい食感のパンとして、パン好きの人も好んで食べるパンにレベルが高まっていると思います。
 小麦粉製品は腸の健康に悪い影響があり、体を冷やす作用がありますが、米パンなら腸にもやさしいので安心です。
 また、この米パンから作ったパン粉は、吸油率が小麦粉より40〜50%低いので、腸にやさしいフライができます。


おこめ安心食品の米パン
●原料(「ベーシック」「ブレックファスト」「エルム」「ナン」「ピザ台」「パン粉」「ケーキスポンジ」)

■米粉(ゆきひかり)…低アレルギー米である北海道南幌町「YESクリーン農法」のゆきひかりを使用。特別栽培米(もともと農薬の使用が少ない北海道基準の1/2)。 木徳神食糧(株)にて製粉。
■甜菜糖…日本甜菜製糖(株)。
■生イースト… 日本甜菜製糖(株)のニッテン生イースト。
■タピオカ澱粉…松谷化学工業(株)。タピオカはタイ産。化学処理、酵素処理をしていません。
■食塩…(株)天塩。
■離型剤としてオリーブ油…スペイン産オーガニック・エキストラバージンオリーブオイル。原産地:スペインアンダルシア州ベエナ・品種:ピクアル、ピクード、オヒブランカ・認証:アンダルシア州政府認証。スペイン産はイタリア産と比べてチェルノブイリの放射能の汚染の心配は低いと考えられます。


●原料(「レーズンパン」)

上記の原料のほか、
■レーズン…アメリカ産オーガニック。認証:ICS。オイルコーティングしていません。

原材料に特定アレルギー25品目を使用していないことはもちろん、原料工場、製造工場にも特定アレルギー25品目を持ち込まず、オルター取扱品については食品添加物も不使用です。(オルター取扱い品以外にはベーキングパウダー、香料を使用しているものもあります。)


●製造工程

@原料混練 A水混練 B型入れ C計量 D発酵 E焼成 F冷却 G計量 H包装 I金属探知 J脱酸素剤封入 Kシール圧着


―文責 西川栄郎(オルター代表)―


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