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淡路島西淡町、湊漁港自慢の大敷網で水揚げされる天然活魚!!
カタログ“1998年10月2週”
淡路島西淡町、湊漁港自慢の大敷網で水揚げされる天然活魚!!
 淡路島・西淡町にある湊漁港とのおつきあいは、湊の漁師さんの心遣いによるものでした。気軽に漁を見学させてもらったり、水揚げされた魚をどっさり分けてもらったと・・・ そうして、湊へ行く回数が増すごとに漁師さんは「この魚はこうやって食べるんや!!」・・・と親切に料理法を教えてくれたり、時には船の上でとれたての魚を料理してくれたり、私たちに『本当に美味しい魚の味』を教えてくれました。
 そんな漁師さんの心遣いと魚の魅力にひかれ、『より多くの人達に湊の魚を食べてもらいたい』・・・それはダイレクトに消費者の元へ湊の魚をお届けすることだと決意しました。 (湊漁業協同組合、淡路漁友の会)
淡路漁友の会のみなさん 右から2番目が現場担当の山崎元さん
 水揚げされる全てが天然もので、年間約80種類もの魚が水揚げされます。特に秋から冬にかけては、魚種も豊富となり水揚量も増えます。
 この時期しか水揚げのない天然のハマチ、カンパチを始め、関アジにも劣らない湊自慢のトツカアジ、今からの季節には欠かせない長ハゲ、丸ハゲ、そのほかにもマダイ、チヌ、スズキ、ヒラメ、甘ガレイ、メバル、ガシラ、タコ、アナゴ・・・etc。
 とにかく、湊漁港の『本当に美味しい天然魚』を味わってください。

●淡路漁友の会の冷凍・加工魚も取り扱います。
冷凍温度は−50℃で行い、鮮度を保つとともに(家庭用の−20℃以上だと魚は約3ヶ月で酸化してしまう)、酸化防止剤など一切薬品を使用していません。腹わた、エラ、ウロコを取ってあります。

大敷網網あげ風景
湊漁港の魚が美味しい理由
 @定置網主流の漁港で水揚げされる活魚は漁師が1尾ずつ丁寧に網ですくい、生きたまま持って帰ってきます。
 それを出荷直前に活〆にし、血抜きをして出荷しますので、最高に新鮮な状態で魚が届くからです。
 A湊の漁場は、播磨灘に面する慶野松原と鳴門海峡の間に位置し、鳴門海峡の強い潮に鍛え抜かれたハマチ、サバ、アジ・・・そしてマダイなど、
 身がきゅっ・・・と締まっており、とにかく格別の美味しさです。

天然モノと養殖モノの違い
◇天然モノは、目の上が鮮やかな紫紺色(コバルトブルー)だが、養殖モノはやや黒ずんでいる。また、天然魚の中でも頭や目が小さく、ウロコが小さいものがおいしいとされている。

◇全体の姿は天然モノが華やかな桜色をしているのに比べ、養殖モノは全体に黒ずんでいる。また、体に丸みがある。
◇天然モノは年中、身がしまっていておいしいものだが、旬の時期には格別においしい。養殖モノは年中、味は変わらないが、必要以上の脂の乗りや独特の臭いがある。

◇尾びれの付け根が天然モノはしまっておりくびれた形になっている。養殖モノは太くて幅が広い。

◇目は黒く澄んでいて、みずみずしい透明感があり、外側に張り出した感じがする。

◇エラは鮮やかな赤色。時間がたつとピンク色から白色に変わる。

◇全体にヌメリと張りがあり、定置網漁のためうろこがしっかりついている。また、腹部が裂けたり、軟らかくなっておらず、弾力性がある。

◇天然モノは尾びれの先が鋭くなっている。それに比べると、養殖モノは丸くなっている。また、天然モノは尾びれが明るい桜色で、養殖モノは黒っぽい色調をしている。



 今回は、早秋にしか水揚げのない『ツバス(天然ハマチの子供)』をお届けします。大敷網でとれるツバスは1年の内、この約1ヶ月間しかとれません。
 とにかくお薦めはお刺身です。養殖ハマチのような脂っぽさがなく、すっきりと淡白な中にもコクがあり、秋一番の旬といえます。又、非常にさばきやすい魚で、半身はお刺身に・・・。残りの半身は塩焼きに・・・。頭や中落ちは捨てずに大根と一緒に煮つけに・・・と、1尾で様々な料理が楽しめます。

          
          −文責 西川栄郎−



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