今回の訪問先は、亜麻仁油のフローラ社(カタログ1999年1月3週)と、ブルーベリーのミスタシニー社(カタログ1999年9月1週)です。 |
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フローラ社では、カナダ西部のバンクーバー工場と、アメリカのワシントン工場を見学させてもらいました。 おしゃれなオフィス。清潔な工場。オーガッニックの原料を最大限に活かすため、最新鋭の機械を使い、細心の注意を払って生産されている様子が伝わってきました。 また製品の質を落とさないようにと、原料のハーブを契約農家から仕入れるだけではなく、自社の農園で育てることもなさっています。 働いているみなさんもにこやかで、わたしたちの質問にも快く答えてくださいました。 |
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「ブルーベリーは天の恵みと人の手のぬくもりによって届けられているのね」とのツアー参加者の感想は、本当にその通りだと思いました。 |
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ミスタシニー社はカナダ東部のケベック州にあります。こちらでも最新鋭の機械が使われていました。ただ最終の検品は人の目で。マイナス2度〜3度の室内で、フード、ジャンパー、部厚い靴や靴下などで防寒対策をした方たちが、チェックなさっていました。 工程自体は収穫したブルーベリーのごみを取り除き、洗って凍らせる、というシンプルなもの。それだけにブルーベリーそのものの品質が問われます。オルターに届けられるブルーベリーは、森の中で野生しているものです。収穫時以外には何の手も入れない、正真正銘のワイルド(野生)種のブルーベリーは、まわりに湖や豊かな自然がひろがる森の中で、他の植物たちと共存していました。 以上のように、当然の事ながら海外にも「少しでもいいものを、本物を」との想いのある生産者が存在するという事実を目の当たりにすることができ、うれしくなりました。 そして今回のツアーで印象的だったのは、亜麻仁油とブルーベリーの輸入を担当なさっている、JCトレーディングの黒沢さんとごいっしょできたことです。とても素敵な方で、道中楽しく過ごさせていただきました。 生産者がいてオルターがあるとつい考えがちですが、間には日ごろは目に見えにくい、そういう方がいらっしゃることも再認識できたツアーでした。 G001 N.Tさん
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別掲記事「カナダツアーに参加して」(S.Mさん)もあわせてお読みください。 |
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