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原木しいたけ摘み ご案内
オルター通信1216号 記事
◆原木シイタケはすばらしい恵みです
 原木椎茸は日本の気候に適して生育したクヌギやコナラの木を切って、種菌を植え、ねかせた榾木に菌糸が成長して、気温や水分の条件が整ってキノコが出てきたものです。

◆原木シイタケづくりは自然にやさしい栽培法です
 クヌギなどの樹木の豊かな栄養を利用して成長しました。
 栄養剤を与えることもなく、農薬を使うこともなく、自然の産物です。
 榾木を出した森林では、伐採後のクヌギなどの株からまた芽が出て林が更新されます。榾木はシイタケを産み出しながら、昆虫たちのすみかや餌になり、さらに微生物たちに分解されて、土に戻ってゆき、大地を肥沃にしてくれます。

◆原木シイタケを守りましょう
 いま国内で販売されているシイタケの多くは、大量生産された菌床シイタケです。栄養剤などに頼った方法で栽培されたものです。
 菌床シイタケは価格が安いので、本来の原木シイタケはマーケットから姿を消そうとしています。そして、3・11原発事故で、大量の放射能がばらまかれました。シイタケ用原木の主な産地である福島県など関東東北の里山林が汚染されました。全国の原木シイタケ生産者は原木確保に困っています。このまま産地の苦境を放置しておくと、私達は原木シイタケを食べられなくなります。

◆原木シイタケの里山林を守り育てましょう
 持尾の山はコナラ、クヌギの生える素晴らしい里山林でした。
 いま、残された里山林を回復し、シイタケの実る里づくりが始まりました。里山倶楽部、オルター、そしてオルターのシイタケ生産者はネットワークを組みました。
 オルター持尾センターで原木シイタケ摘みを体験してください。

◆原木しいたけ 収穫とご購入の案内
・自然発生ですので収穫時期は限られます(11月〜4月初旬)
○ご希望者は、オルター持尾センター受付に申し出てください。
 シイタケはつぼみ状態から次第に傘が開いて、最後には胞子を飛ばし、ムシに食べられ、朽ちていきます。
○収穫適期は、5分開いたものです。
 品種は肉厚の物を用いていますので、目安としてください。
○柄の基の部分を親指と人差し指でつみとってください。
 自分で収穫したら、その分は引き取ってください。
○価格は100g 250円です。
 雨後、濡れて重くなることがありますので、その時は担当者に価格をお尋ねください。また、ホダ場には水路などの危険個所もありますので、とくに子どもさんの安全には気をつけて、自己責任でご利用ください。


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