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オルター特別仕様 ブルーベリージャム、新登場
カタログ2009年9月1週号
ブルーベリーコンフィテュールの姉妹品として、
パンに使えるタイプ。高級な葛とのコラボです。


●パンに使えるブルーベリージャムの実現 
 オルターカタログ2005年8月4週号(「食べもの百科」P140)でご紹介したオルタープロデュース、クラフトハウス製造のブルーベリーコンフィテュールはたいへん良質で、ヨーグルトやアイスクリーム、クッキーやケーキ、料理の添え物などに重宝し、根強い人気があります。しかしこれを普通のジャムのようにパンに塗るとパン地に染み込んでしまい、正直パン用のジャムとしては使いにくさがありました。そのため「市販のブルーベリージャムのようにパンに使えるジャムがほしい」との声があがっていました。
 オルターとしては、市販のブルーベリージャムのように有害なゲル化剤を使ってまでブルーベリージャムは作りたくないという想いでおりましたが、「食べもの百科」P211でご紹介した廣久葛本舗のたいへん高品質のほんものの葛と出合い、この葛とブルーベリーのコラボレーションを試みることになりました。

●本葛を使った画期的レシピ
 ジャムの魅力は果物の自然な甘酸っぱさと、仕上がりの光沢、とろみです。ペクチン成分の少ないブルーベリーをジャムにする場合、化学抽出されたペクチンやゼラチンなどのゲル化剤を使わないと、とろみが出ないのが難点です。
 オルターの副代表でもある料理研究家の山本朝子先生は、ご自身が主宰するCC'Cookingで、葛粉を使ってジャム独特の光沢ととろみを添える健康的な手法を提案しておられました。今回のブルーベリージャム開発に当たってそのレシピを提供していただき、爽やかな酸味を添える脇役としてレモン果汁を少し加えるなど、試作品の改良にも多くの助言をいただきました。
 こうして完成したオルター仕様のブルーベリージャムは、おいしくて使いやすく、安全な自信作です。市販ではイチゴジャムを抜いて人気となっているブルーベリージャムを、オルター仕様で楽しんでいただけるようになりました。ブルーベリーコンフィテュールの姉妹品としてご愛用ください。

●世界で1000トンしかない貴重な野生ブルーベリーを使用
 ブルーベリーは、目の健康によい果物、活性酸素消去能力の強い果物として話題ですが、一般に市販されている大粒のカルティベート(栽培)種は、カナダなど北米で農薬を9回以上使用して栽培されたものです。これに対してオルターで扱っている野生種は小粒ですが、話題のアントシアニン色素の含有量は栽培種の2〜10倍もあります。しかしこの野生種も、一般には農薬を使って栽培されています。
 「健康に役立つ安全なブルーベリーが欲しい」という会員の声に応えて、オルターは、カナダケベック州の原野で手摘み採取され、ミスタシニー社で冷凍管理しているオーガニックブルーベリーを確保。世界で約1000トンしかない大変貴重なこの果実を、「ワイルドブルーベリー」として冷凍でお届けしています。

●得意なジャム作り
 クラフトハウス(大阪狭山市)は、社会福祉法人自然舎・精神障害者小規模通所授産施設です。障害者の自立を目指して、手作りで素晴らしいジャムを作っておられる福祉作業所です。オルターがその腕を見込んで、製造を依頼しています。せっかくの取り組みですので、もっとジャム作りを通して羽ばたいていただけるよう願っています。

 オルターカタログ2005年8月4週号(「食べもの百科」


クラフトハウスのブルーベリージャム
■原料
●オーガニックブルーベリー・・・カナダケベック州の原野に自生する野生のブルーベリーを手摘みしたもの。
ミスタシニー社取扱い。QAIで有機と認証されたもの。
(「食べもの百科」P140紹介)
●種子島甘蔗分蜜糖・・・新光製糖(カタログ2000年4月1週参照)
●葛・・・廣久葛本舗の国産本葛(「食べもの百科」P211紹介)
●レモン果汁・・・中島ゆうきの里(泉精一さん)の有機レモン果汁(「食べもの百科」P62紹介)

■製造方法
1.ブルーベリーと水、種子島甘蔗分蜜糖、葛を煮る
2.瓶詰め

■ビン回収のお願い
 使用後のビンは水洗いして返却して下さい。きれいに洗って再使用します。
そのためラベルを紙で手作り、のりもでんぷんのりにして、はがれやすくしています(市販のラベルの中には塩ビ製品があり、ゴミ焼却場でダイオキシンの発生するものがあります)。


市販のブルーベリージャムの問題点
 ブルーベリーには栽培種と野生種があって、どちらにも農薬が一般的に使われています。その選別時には遺伝子組み換えの心配のあるコーンシロップで重力選別をしており、コーンシロップの甘味がついています。
 ブルーベリーをジャムにする場合、ペクチン成分が少ないので、とろみを出すためにはゲル化剤が使われます。化学抽出されたペクチンや、狂牛病の心配のあるゼラチンなどです。これらは天然系ですが、その製造工程で薬品が使われており、油断できません。安価な商品では増量剤としての役割も果たしています。その他、人工甘味料、合成着色料、合成香料、合成酸味料などの食品添加物が使われています。



―文責 西川栄郎(オルター代表)―


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