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世界初の天然抗菌性繊維、 TAKEFU(竹布)
カタログ2012年6月5週号
軽くて、うすくて、やわらかく、温かい、消臭性、吸湿性、制電性にも優れた画期的な機能性。

◆世界で初めて竹100%の布
 (株)ナファ生活研究所 相田(そうだ)雅彦代表は、100%竹からとった繊維だけの布、竹布を世界で初めて実用化することに成功しました。
 竹布には繊維として画期的な数々の性質があります。

◆傷口に癒着せず、ガーゼに最適
 第1は抗菌性。抗菌性の有毒な化学薬品を繊維に添加することなく、天然繊維それ自体に抗菌性があるという、人類初の天然抗菌性繊維の誕生です。抗菌性があり傷口にゆ着しませんのでガーゼとしての活用に最適です。
 裂傷や火傷、手術の傷などがなかなか治らなく、ついには生命を落とすケースが後を絶ちません。西洋医学の傷の治療としては、通常は化学薬品である抗菌剤が使われます。病原菌の方は堅い細胞膜で体を鎧のように守っているのに、人体の細胞は柔らかい原形質膜で被われているだけですので、傷口に抗菌剤を塗るとやっつけたい細菌の方には効きにくく、自分のデリケートな細胞の方が却ってダメージを受け、傷口が壊死していくということになります。
そんな場合に竹布のガーゼを知っていると生命を救えます。馬油を併用すればよりいっそう効果的です。怪我に備えて竹布ガーゼを家に常備されることをおすすめします。
 竹布には抗菌性があり、カビや雑菌も繁殖しにくく衛生的ですので、マスク、ふきん、タオル、ナプキンなどの素材としても優れています。ふきんは臭わず、洗浄時石けんの使用量は1/3になります。風呂場に吊るしておいてもタオルはカビくさくなりません。抗菌性があり、温かく感じますのでナプキンとしてもたいへんおすすめです。 
 水虫対策、しもやけ対策にくつ下として向いています。耐久性は低い繊維ですので、他のくつ下との重ねばきをおすすめします。

◆肌に寄り添う繊維
 第2はやわらかさ。シルクと木綿を足したようななめらかな肌触りです。「フィットするのに締め付けない」「肌なじみがよくカブレにくい」「サラっとした肌触り」着心地抜群です。竹布のほっとするやわらかさは人をやさしく包み、いやします。
ショール、肌着などもおすすめです。ショールは緊急な時にはガーゼの代用を果たします。赤ん坊のお包みとしても、色合いも優しくおしゃれですので贈り物として喜ばれます。

◆すぐれた消臭性
 第3は消臭性。汗の臭い、体臭、加齢臭、足の臭いなどを分解します。

◆吸収性は木綿の2倍
 第4は吸収性。吸収性は木綿の2倍もあり、汗をしっかり吸収します。タオル類、キッチンクロス、ナプキンなどの素材として向いています。

◆いやな静電気が起こりません
 第5は制電性。化学繊維はもちろん、シルクや木綿よりも制電性に優れています。いやな静電気が起こりにくく、肌ストレスの少ない繊維です。肌になじみます。

◆血液の循環もよくなります
 第6は温熱・保温性。ソックスやTシャツによる温熱効果試験で、着用後20分で平均温度で0.7℃の体温上昇が測定されています。その上昇した体温を保温する力にも優れています。血流量もアップします。
 このように人にやさしく、安全で肌に寄り添う快適な竹布はまさに革命的な天然の新素材といえます。

◆エコロジーな竹
 竹布にする原料の竹は中国の慈竹という種類の竹を使っています。自生している竹で、農薬も化学肥料も使いません。木綿の場合地球上で最も多くの農薬を使う栽培品目ですので、竹布は木綿よりはるかにエコロジーということがいえます。
 竹は2〜3年で収穫できますので、原料的には無尽蔵に近いもので、コストが安く、絹のような風合なのにたいへんリーズナブルな価格です。
 竹布は竹原料100%からレーヨンの製造技術ビスコール法で作る再生セルロース繊維です。製造工程ではアルカリ剤などが使われますが、それらの薬品のリサイクル技術は確立しており、十分な環境に対する配慮がなされています。役目が終わった竹布を土に埋めると、100%原料が竹のみですので大地に還ります。(縫製糸や補強糸でごく一部にナイロンやポリエステルを使っていますが、限りなく少なくする方向性を追求しています。)

◆原料も用途も無限
 竹布の発明者、ナファ生活研究所の相田雅彦代表は、大学卒業後、美術記者をしていました。27才のとき、取材に訪れたある彫刻家の仕事を見て、記者を辞め、物づくりを志すことにしました。言葉ではうそがつけても、物づくりではうそがつけない、そんな厳しい物づくりをしてみたいと思ったのです。
 物づくりの素材は最初はガラス、次はくずまゆを使ったボディータオル。これが大当りしました。1999年に竹繊維で製品を作ることを思いつきました。しかし、当時文献もなく、全く未知の領域でした。そうなると、やらないと気が済すまない性分が頭をもたげ、2001年についに完成させたのでした。
 開発当初は苦労の連続で、さらに加えて相田さんは竹繊維を世界に開放しようとしたのに、大手メーカー数社が特許を盾に独占しようとしたことに対し、無効審判を特許庁に要求、大手メーカーの特許を無効にし、その後の知財高裁でもただ一人で勝訴しています。竹は天からの授かりもの、人間が独占するものではない、というのが相田さんの考えです。
 竹布の優れた機能性からみて用途はまさに無限ですが、相田さんとしては、世界のガーゼをこれに変えて、傷で苦しんでいる人たちを救いたいと考えています。
 オルターへの紹介は生活アートクラブ富士村さんです。富士村さんは東京の自然食品店「ガイヤ」で竹布に出会ったとのこと。「ガイヤ」は私が原発を止めるために呼びかけた参議院選挙のミニ政党「いのちとみどりのネットワーク」の選挙事務所をきっかけにできたお店です。竹布とは最初から深いご縁があった訳です。

ナファ生活研究所の竹布製品
■原料
 竹・・・中国四川省・雲南省で自生している慈竹

■製造工程
 中国四川省 パルプ工場
@竹をチップにする
A竹チップをカセイソーダーでボイルし、竹セルロースを分解する(板状)。カセイソーダーは回収され、リサイクルします。
B竹セルロースを二硫化炭素で煮て、ほぐし、とかす
C希硫酸の中に、とけたセルロースを噴出させ湿式紡糸する
D生地織り
E裁断、縫製
 漂白剤の使用はありません。染色にはエコ染料を使っています。

■洗濯について
・TAKEFUは大変やわらかい繊維です。
  洗濯機をご使用の際は、必ず洗濯ネットに入れ、弱水流で洗ってください。 
・漂白剤、蛍光増白剤入りの洗剤及び柔軟剤のご使用はお避けください。
・乾燥機のご使用はお避けください。縮みの原因になります。
・ドライクリーニングはお避けください。
・洗剤は、アルカリ度の強くないものをお使いください。
・干す際は、特に夏場の直射日光は避け風通しの良い日陰干しをお願いします。
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