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シガリオ(2)まさに革命的な新食材 リブレフラワー
カタログ“2003年3月3週”
遠赤焙煎による超微粉末 リブレフラワーの開発
世界で初めて酸化を極力抑えた玄米全粒粉

 別項で紹介しているブラックジンガーの製造元シガリオ社は、ブラックジンガーより前に、リブレフラワーを開発なさっています。リブレフラワーもブラックジンガーも共に玄米を蒸しながら遠赤焙煎を行い、超微粉末にしたもので、世界で初めて酸化を極力抑えた玄米全粒粉です。
 リブレフラワーには焙煎時間の差によって焙煎の浅い「ホワイト」とそれより焙煎の深い「ブラウン」の2種類あります。リブレフラワーはブラックジンガーより焙煎時間が短いので、酸化に対してはブラックジンガーよりも弱く、その賞味期限は少なくとも1年となさっています。ブラックジンガーがコーヒーや薬のような使い方をするのに対して、リブレフラワーは小麦粉の代わりにパスタやパン、お好み焼などの料理に幅広く使えるものです。
 玄米は小麦より栄養が優れているのですが、粉にすると酸化の問題があったり、でんぷんの形がβーデンプンであるため、料理したあと固くバリバリになる欠点がありました。しかし、リブレフラワーは酸化を抑えている玄米全粒粉であり、デンプンもα-デンプンになっていて、小麦粉と同様の料理に使っても、βーデンプンのように固くなることもなく、全く問題がありません。微粉末なのでごわごわせず、おいしく召し上がれます。小麦粉より栄養に富み、離乳食、病人食などにも最適で、単に小麦粉を代替する以上に、あらゆる料理に広く使える、まさに革命的な粉食、食材なのです。これまでの玄米食の「おいしく炊くのが難しい、手間がかかる、よく噛まないと消化が悪い」という常識を覆し、欠点をクリアした新しい粉食材料と言えるのです。


工場長 筑摩欣嗣さん(中央)、ご紹介者 波多野昭治さん(右)、徳岡弘志さん(左)
シガリオのリブレフラワー
原料
 一般慣行農法米…食糧庁より仕入れ(産地は特定できていません)

製造工程
 ブラックジンガーと同じ。ただし、焙煎時間はそれより短時間です。
 ・リブレフラワー(ホワイト)…遠赤焙煎40分
 ・リブレフラワー(ブラウン)…遠赤焙煎1時間
 粉末の大きさ25ミクロン。石臼原理の製粉法なので、栄養成分の損傷も最少です。遠赤焙煎を行うことで、日光によく干された植物の栄養素が増大するのと同じように、ある種の栄養が増加しています。玄米を粉にするだけで、食べにくい、まずい、消化に悪い、調理しにくいといった欠点が克服されただけでなく、栄養強化が自然に現れているのです。
 一般の米粉はβーデンプンで、冷えるとカチカチになるのですが、リブレフラワーは蒸しているので、デンプンはα化しており、大変吸収率がよくなっています。玄米を100回噛んで、食べた場合の吸収率が30%であるのに対して、リブレフラワーは、噛まずに食べても90%以上で、消化がよく、手術で胃をとった人や、離乳食用にも優れています。

保管方法 
 開封後はお早めにご利用下さい。
 高温、多湿を避けて、密封して下さい。


リブレフラワーの賞味方法
小麦粉以上に幅広くいろんな料理に使えます。

 お好み焼き、ケーキ、クッキーなどのお菓子、パンに混ぜて、
 てんぷらの衣、春巻きの皮と具、パスタ、そば、カレー、お粥、
 味噌汁、野菜スープ、クリームシチュー、ハンバーグのつなぎ、
 さらに、アイスクリーム、シャーベット、牛乳、コーヒー、バター、ヨーグルトなどと混ぜて。

白米に混ぜて炊く
 白米の食感なのに、栄養たっぷりの玄米ご飯になる。
 1合のご飯に小さじ1〜2杯、甘くなります。

お湯を差すだけで重湯になる
 鶴見クリニック院長  鶴見隆史医師がお勧めの料理
 吉野葛、片栗粉と合わせ、適量の水を加えてよく溶いたものを加熱して醤油をかけて食べる。
 これにネギ、タクワン、醤油漬けのにんにくなど細かく刻んで、さらに玉子を加えてホットプレートで焼くのもおいしい。子どものおやつに最適。

離乳食
 材 料:リブレフラワー、くず粉…各小さじ3、水…200cc
 作り方:弱火でよく溶かす。塩を少々入れ、人肌に冷まして哺乳ビンへ。

ダイエットに
 リブレフラワーは、熱量は100gあたり400kcal
 白米の148kcalと比べて大きいのですが、少量で満腹感が得られるため、結局は低カロリー食品の役割を果たします。もちろん摂りすぎは高カロリーになります。食前にお湯に溶かして飲む使い方がお勧めです。


リブレフラワー ホワイト
リブレフラワー ブラウン
小麦粉の代わりに料理にお使いください
 リブレフラワーは低カロリー、低脂肪、低蛋白で、しかも高ビタミン、高ミネラル、高繊維です。このリブレフラワーにも、ブラックジンガー同様、慢性病を治す効果(前号参照)が指摘されています。健康パワーを持つ、リブレフラワーを日常、小麦粉の代わりに料理に使われることをお勧めします。
 食糧不足で困っている開発途上国ザンビアへ食糧援助を呼びかけている青年海外協力協会に応じて、熊本県の立野、および長陽小学校の児童や農家が栽培した米は、シガリオさんで、このリブレフラワーにして、救援物資として送り出されています。ソマリア、ルワンダ、ペルーなどへもこのような支援が広がっています。下痢をしやすい子ども達に、とてもよいと喜ばれているのです。
 ブラックジンガーやリブレフラワーは、小麦粉と比べれば割高感がありますが、その価格は製造の現状から見て、やむをえないと思います。愛用者が広がれば、もっとコストが下がって、さらに利用しやすい価格になっていくと開発者の豊藏さんはおっしゃっています。


こんな使い方も
ペット食にも
 牛乳と水を半々にしたもの(800cc)、リブレフラワー(ブラウンでもホワイトでも大さじ3杯)、ブラックジンガー(6g)以上をシェイクして、おから(茶碗4杯ぐらい)、別に煮詰めたキャベツと鳥のササミを混ぜたものも加える。これを朝夕2食。

幼稚園や保育園でのおやつや離乳食、成人病の食事に
 幼稚園や保育園でのおやつや離乳食、成人病の食事に喜ばれているリブレ団子です。材料はリブレフラワー(ブラウン)とミネラル塩、黒砂糖だけ。材料を混ぜて湯を入れ、力強く耳たぶくらいの硬さに練る。練ったものを丸め、黒大豆のブラックジンガーか玄米のブラックジンガーをまぶす。そうすると、トリュフ(チョコレート)風の玄米団子が出来上がります。コメ+豆=完全食 がわずか数分でできます。

リブレフラワーを使ったクリームシチュー
 じゃがいも、にんじん、玉ねぎを乱切りにし、だし昆布と椎茸をプラスして弱火で炊き、塩、コショウを少々、そして豆乳にリブレフラワー(ホワイト)を溶いてひと煮立ちさせ、青味を加える。それだけですばらしいご飯入りのクリームシチューが出来上がります。グラタン風のものやシチュー、ホワイトクリームのようなもの、またデザートにも応用できますし、お好み焼きやクレープなど、洋風、和風、中華風、どんなものにも応用できます。


(文責:西川栄郎)


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