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高い洗浄力、ふんわり仕上り、 粉が舞い上らない 新洗濯石けん
カタログ2013年11月4週
全自動式、ドラム式、二槽式洗濯機対応。
◆消費者からの要望 「溶けやすい石けんを!」「舞い上がらない石けんを!」が開発のきっかけ
 中和法という技術を使って、石けん臭の気にならない良質な石けんを作っているヱスケー石鹸(株)倉橋公二社長(拙著「あなたのいのちを守る安全な食べもの百科」p.264参照)は、消費者からの「もっと溶けやすい石けんを!」「石けんの粉が舞い上らないように!」という声に応えて、従来タイプの洗濯用石けんの仕様を改良し、新タイプの洗濯石けん・ミニスティックタイプを開発しました。
 純石けんですので、ウール、シルクなどのおしゃれ着洗い、デリケート肌の衣類、ベビー服などの洗いに最適です。

◆溶けやすく、高い洗浄力
 溶けやすさを実現するために、原料に使う脂肪酸の種類と配合を見直しました。従来タイプだと溶け切るまでに8分30秒かかっていたものが、3分24秒と約2.5倍時間が短縮しました。同時に、低温でも溶けやすくなりました。溶けやすいということは、洗浄力が高くなること、洗濯時間が短縮できること、布地などへの石けんだまの残留がないことを意味します。
 新タイプの石けんは、ヱスケー石鹸で行った洗浄力テスト(湿式人工汚染布を洗って白色度計で測定)のSN比で112%洗浄力がアップすることを確認しています。
 モニターのアンケートでも7割以上が溶けやすさを実感しています。

◆舞い上がらずむせにくいスティック状
 石けんの粉が舞い上ってむせてしまわないようにするために、従来タイプの細かい粒状を、ミニスティックタイプにしました。ミニスティックタイプは針状でパラパラとしていて、固まりにくく、扱いやすい形状をしています。
 通常、粒の大きさを大きくすると、水に溶けにくくなります。「舞い上らないのに、よく溶ける」といういわば矛盾する性質を実現するために、先述の脂肪酸の種類と配合を工夫することで解決しました。モニターの8割がむせにくくなったとの感想を寄せています。

◆ふんわり感もアップ
 石けんはもともとふんわりとした洗い上りが特徴です。市販の合成洗剤は強い陰イオンのため、洗濯物がごわごわします。そのごわごわ感を消すために、より毒性の強い陽イオン合成界面活性剤で柔らか仕上げとCMで消費者を欺いています。
 今回開発された新タイプの洗濯石けんは、柔軟剤を必要とせず、洗い上りの洗濯物のボリュームが従来タイプよりさらに増し、ふんわり感もアップしています。
 泡切れがよい、敏感肌や手荒れを気にする方でも安心、生分解性がよく生態系など環境に優しいなど、石けんの良さはそのままです。

◆中和法だから可能な技術
 ヱスケー石鹸(株)が採用している中和法とは、脂肪酸3つとグリセリンが結合した状態で存在している天然油脂を、石けん原料に使う前に、あらかじめ脂肪酸とグリセリンを分離し、脂肪酸だけを使うという技術です。そのため、脂肪酸の種類や配合を工夫することができるのです。よく石けんの製造に使われるケン化法では石けん製造工程のあとの方でグリセリンを除くという方法ですので、脂肪酸の種類や配合を工夫することが難しいのです。
 今回のミニスティックタイプの開発は中和法ならではの技術が生かされました。


ヱスケー石鹸のうるおい洗濯用石けん ミニスティックタイプ
■主原料
●パーム油(マレーシア産)
●パーム核油(マレーシア産)
●菜種油(カナダ産)
●大豆油(アメリカ産)
●苛性ソーダ(国産)
●水道水

■製造工程
@原料天然油脂から高圧加水分解で脂肪酸分離
A脂肪酸を苛性ソーダで中和
B真空乾燥・成形、ミニスティックタイプに加工
C金属探知機
D充填

■特徴
●高い洗浄力、溶けやすいスティック状、舞い上らずむせにくい
●柔軟剤いらずのふんわり仕上げ、石けん臭の軽減
●合成界面活性剤不使用
●香料、酸化防止剤、蛍光増白剤無添加
●全自動式・ドラム式・二槽式洗濯機に対応



―文責 西川榮郎(NPO法人  安全な食べものネットワーク  オルター代表)―



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