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ローマ時代から愛されてきた、ナチュラルミネラルウォーター。 |
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◆文句なしの炭酸水 イタリアのGALVANINA(ガルバニーナ)社Rino Mini社長は、太古から親しまれてきたイタリアの屈指の名水(天然湧水)と天然の炭酸ガスだけで文句なし最高級の炭酸水を製造しています。 炭酸水はRino Mini社長自らがディナーをイメージしデザインした、月のイラストと夜空をイメージした深いブルーのたいへんエレガントなビンに入っています。ベネチアガラスで有名なベネチア近郊のボトルメーカーで、特殊なブルーのガラスで製造しています。テーブルの上で素晴らしい存在感を発揮し、食事のひと時をぐっと華やかに演出してくれますので、X’masパーティーなどのテーブルを盛り上げることまちがいなしです。 同じくRino Mini社長自らがデザインをした、ブルーのオーガニックコーラのガラスビンは “グッドデザイン賞”※を受賞しました。
◆ローマ時代から愛された泉 ガルバニーナ社の天然ミネラルウォーターは、「イタリアの背骨」と呼ばれイタリアを東西に分けるアペニン山脈の雪解け水が源泉です。 アペニン山脈の厚く高密度な砂岩層が天然のフィルターの役目をし、じっくりと3年近くの歳月をかけ自然の力でろ過されています。 採水地はイタリア中北部トスカーナとエミリア地方にまたがるサンロレンツォ山の頂上にあります。標高380mに位置するその丘は、その昔古代ローマ人によって発見され、その頃からパラダイスヒルと呼ばれてきました。15世紀のルネサンス時代にこの泉が湧き出るパラダイスヒルに暮らしていた伯爵夫人マドンナガルバニーナは、その輝くばかりの美貌のみならず、とても勇敢で、そのうえ非常に心優しい女性として皆に親しまれていました。彼女は愛する夫とともに永遠の愛の誓いをこの泉の柱の土台にOmnia Vincit Amor(愛は全てを制する)と刻み込みました。その後 1980年代までこの泉のある丘の頂きはテーマパークとなり、当時は多くのカップルがWater of Love(愛の泉)として永遠の愛を誓うために訪れ、湧き水を汲みに来ていました。その女性の名がガルバニーナ社の社名の由来です。
◆イタリア厚生省が認めた水の効能 ガルバニーナの湧き水は、低張カルシウム重炭酸塩を含み、カルシウムやマグネシウムなどの無機塩の含有量が控えめでバランスがよく、消化作用のある健康的な天然水として地元で評判を呼び、1928年の本格的な工場の稼働に伴ってイタリア全土で愛されてきました。以下はイタリアの厚生省がこのミネラルウォーターの効能として認めたものです。 ・食事中には消化を助け、空腹時には胃酸過多を緩和します ・利尿作用があります ・血液中の尿酸値のレベルを抑える働きがあります ・肝臓の調子を整えます
1989年にはアフリカ、アジア、オーストラリア、アメリカなど6大陸全てに輸出され、今日では世界有数の高品質なミネラルウォーターとしての地位を確立しています。アメリカでは The American Taste Award of Excellenceにおいて、AWARD OF EXCELLENCE(優秀賞)にも輝いています。
◆人工的なろ過や殺菌を行っていない自然のままの天然水 「飲み水は買うもの」と考えるイタリアでは、ボトルウォーターに関しての規制がたいへん厳しく、人工ろ過や殺菌は一切許されていません。無殺菌の衛生的な生水をすすめているオルターの考え方とも全く合致しています。またイタリアでは法律でも、泉から湧き出るとき、もしくは汲み上げる時点で、すでに純粋な水でなければならないと定められています。ガルバニーナ社内ではさらに厳しい自主基準を設け、原水の品質から生産ライン、保管にいたるまで、15分ごと、1日100回以上、年間 35,000回もの検査を自社試験室や世界各国の独立系検査機関に依頼して行っています。
◆ガラスビンで最良の品質を守っています ガルバニーナ社のミネラルウォーターはガラスビンに入っています。ガラスビンは常にミネラルウォーターを最良の状態で保存できる素材だからです。ガラスビンの採用により、プラスチック系の化学物質や細菌から完全にシャットアウトできるのはもちろんのこと、大切なミネラルウォーターを色、香り、味などの変質から守ることができます。またガラスは再生利用が可能なので、環境保護にも貢献しています。 ◆炭酸も天然 炭酸水の原料として使っている炭酸ガスは、イタリアのシエナで気体として採掘している天然の炭酸ガスです。 採取した炭酸ガスを圧縮、冷却し、水分やその他の気体(ガス)を除去し、不溶性の物質はろ過しています。この炭酸の製造工程では、物理的な加工工程のみで、一切の化学薬品の使用はありません。精製された炭酸は液状の状態で工場に輸送され、炭酸水の原料として使用されます。
◆X'masくらいは贅沢も オルターではかねてから、国内で優れた炭酸水はないかと考え、探してきていますが、まだおすすめできるものを見つけておりません。ガルバニーナ社の炭酸水は輸入もので高価ですが、その品質は文句なしですので、X’masくらいはちょっと贅沢してもよいかと考えています。
◆有機コーラがきっかけ このガルバニーナ社のミネラルウォーター、ブルースパークリングウォーターの輸入元はバーチ(株)の藤田 明さんです。2010年にガルバニーナ社のオーガニックコーラを最初に輸入したのがきっかけです。藤田さんは静岡県西部の田舎町に生まれ、自然豊かな環境でよく遊び育ちました。中学3年生のとき、海のむこうで何かをやってみたいと決心し、高校時代はアメリカへ単身遊学しました。卒業後ヨーロッパに興味を持ち、スイス、さらにイタリアへ渡りました。 イタリアでは宝石鑑定士の資格をとり、宝石店で働き、日本に帰国しました。帰国後、イタリアブランドの日本代理店や貿易会社などで働き、再度イタリアへ駐在員として日本向けの服飾雑貨の輸出に携わってきました。 2007年に静岡に戻り、家族の病気がきっかけで食生活の重要さに改めて気づくことになりました。2010年、静岡県の経営革新計画事業に認定され、有機食材の企画、輸入販売をスタートさせました。 有機コーラを最初に取り扱ったのは、市販のコーラに対し、別の選択肢があってもよいと考えたことからでした。 ガルバニーナ社の有機コーラについてはオルターとしてたいした問題はありませんが、原料の「有機キャラメルシュガー」と「酒石酸」がオルター仕様ではありませんので、暫定品、スポット扱いとしてご紹介します。 オルターへのガルバニーナ社のご紹介は黒怒の真田 也守志さんからです。
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■ブルー スパークリングウォーター(炭酸ガス入り) ND ●原料 ・ガルバニーナの天然水・・・湧き水(イタリア産)鉱泉水、無殺菌 ・二酸化炭素・・・天然(イタリア産)採掘地:シエナ 気体の炭酸ガスとして採取。 圧縮、冷却して水分、その他の気体(ガス)を除去し、 液状で不溶性の物質をろ過。
●製造工程 天然水に液状炭酸を混合し、ビン詰。
●認証機関 ・ISO9001/UNI EN ISO 9001:2000 ・BRC(英国小売協会規格 第4号) ・IFS(国際食品基準 第4バージョン) ・HACCP(UNIイタリア国家規格10854:2000) ・NSF-Cook&Thuber(食品の安全性及び品質の認定) ・ECOCERT USDA ORGANIC(有機飲料製造認定)
■有機コーラ 暫定品 ND ●原料 ・糖類 有機蔗糖(コロンビア、ブラジル) 有機キャラメルシュガー(フランス、アメリカ)(※) 酒石酸(イタリア)(※)
・香料 有機レモン、有機オレンジ、有機シナモン、有機生姜、 有機ナツメグ(イタリア)
・炭酸(イタリア)
・水(イタリア)
(※)印はオルター仕様ではありません
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日本国内では、ボトリングされ販売される水は殺菌することが前提です。そのため加熱もしくは塩素殺菌されていることが一般で、どうしてもまずいものになっています。また、どうせ塩素を入れるということなので、原水の代わりに、その地元の水道水を単にボトリングしたものも珍しくありません。また輸送コストを下げるため、ペットボトルに充填されているのが一般的です。 炭酸については、ドライアイスと同様、アンモニア合成工業や重油税脱硫用水素プラント、製鉄所などの副生ガスを使うことが一般的です。
―文責 西川榮郎(NPO法人 安全な食べものネットワーク オルター代表)―
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