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生産者からのお便り
オルター通信1066号 記事
開拓農場便り
モチ米生産者 土橋敏郎

2008年11月14日
 こんにちは、朝方は氷が張って寒いですが日中はポカポカと暖かく良い天気が続きました。豆さんたちの刈り取りが終わりまして延び延びとなっていたじゃが芋の掘り取りが終りました。今年の芋は大不作です、まずネキリ虫の植被害がひどくかじられて穴の開いた芋が多発しました。にんじんもだいぶやられてますが記録的な少雨の影響です。
 そして思わぬ敵が出没して困りました。タヌキです丸々と太ったのが3匹います。芋畑の中のミミズやおけらなどの小動物を食べるため(野鼠は食べるのか解りませんが)土を掘り返します。そうすると土中の芋が地表面に出てしまい日光にあたり表面が緑になって食べられなくなってしまうのです。そんな緑芋が多発してしまいました。掘り返した芋にまた土をかけ直ししてくれればと思うのですがタヌキには無理でしょうね。 もう販売できないような芋だらけです。
 当地域が禁猟区となって10年近くタヌキにとっては相当住み心地の良い所となったようで夜だけでなく昼間もやって来ます。自然が豊かですが私にとっては厳しいです。

12月3日 
 世の中が騒然となっております、アメリカ発の金融危機マネーゲームのバブルがはじけ株価の暴落で何兆円、円高で何千億円の損失だとマスコミでも騒いでいます。でもその前は短期間で莫大な利益を上げてきたのですから、損失の時だけ騒ぐのはいかがなものかと思います。
 とくにマスコミはやたらと不安をあおるような報道や番組が目につきます。業績不振で賃金カットや人員削減をするのが当然のような報道ですが、大手企業には莫大な内部保留分が(家庭にすれば預貯金)あるのでそれを取り崩して、この非常時にこそ役立てて社会的責任をはたすことを促すような報道姿勢があるべきではないでしょうか。大手企業がそのような行動をとることで世の中をぜひ明るくしてほしいです。
 賃金カットや人員削減だけでは益々消費活動が冷えこみ販売不振となり、経済的悪循環がひどくなるばかりなのは明らかです。利益だけを多くあげることが最優秀との評価のしかただけでは社会的に大きなひずみやゆがみや格差を発生させ、ひいては人心がすさんで治安の悪化となります。
 先月20日に一時積もった雪もその後の暖かさで消えました。にんじんの掘り取りや豆類の脱穀も終ることができほっとしました。豆類の選別とふくろ諦めや糯米の籾摺りと精米などお正月用品の出荷を頑張っております。


野菜BOXをご利用いただきありがとうございます。
谷農園 小倉和久

2008年12月
 今年は野菜がうまいこと育たないことが多く反省しています。
種が播けないぐらい雨が続いたり、また播いても曇りや雨で虫が発生したりと散々でした。ハウスや雨よけを増やす???露地のほうがおいしいし、自然の生態で野菜を育てることがしたくて、でも気候が急激に変化して虫もついていけないのかなと感じています。
 品目ももう少し少なくしていかないといけないのかな???反省の多い1年でした。皆さんはどんな年でしたか?


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