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電子レンジは危ない!
オルター通信943号記事
電子レンジは危ない! チンした水で発芽率は著しく低下
今村光一著『キレない子どもを作る食事と食べ方』
(主婦の友社、01年11/1初版)から引用転載
 1991年、アメリカのオクラホマ州で骨盤の手術を受けた女性患者は、どうやら電子レンジで“殺された”らしい。彼女の手術自体はうまく行ったのに、手術の時に受けた輸血が原因で彼女は命を落とした。この患者が受けた輸血の血液は、電子レンジで温めた血液だったという。
 アメリカのスタンフォード大の医者と研究者のチームは、電子レンジが免疫に大きなダメージを与えることを確認し、92年4月号の 『Pediatrics(小児科学)』という専門誌に発表している。また、以来この研究チームの者は自宅でも電子レンジを使わなくなったという。
 これと同じ年スイスの学者、ハンス・ヘルテルは研究者の地位を追われ職を奪われた。電子レンジの害を明らかにして、業界の “営業妨害”をしたという理由でだった。ヘルテル博士は、スイス連邦技術研究所や大学の生化学研究所の学者たち8人のチームで電子レンジの食物に与える影響を調べて、発表したのだった。博士は、電子レンジは食物の栄養成分にダメージを与え、それを食べた人の血液にも悪い影響を与えると指摘した。血液中の変化としてはヘモグロビンの減少、悪玉コレステロールの増加などが起きるという。輸血用の血液を電子レンジで温めれば、その害はより直接的に違いなく、前出の例のように患者が命を落とすことがあっても不思議でない。
 電子レンジは、「食物を加熱する」といった従来の調理法とは全く違う調理を行う“革命的な”調理器具で、1秒間に10〜1000億回も電磁波の極を変えることで、食物中の分子を目まぐるしく引っかき回す。これが超スピード料理の秘密だが、分子を引っかき回すことで食物の栄養成分がどうかなってしまわないはずがなく、それがスタンフォード大チームやヘルテル博士が指摘しているところに他ならない。
 アメリカ・ウィスコンシン州のR・モシニィさんは、水と、電子レンジとストーブで沸騰させてから冷ました水とで、もやしの発芽実験をしてみた。ストーブでわかしてさました水も全くわかさない水も数日で87.5%の発芽率と両者に違いはなかった。しかし電子レンジでわかしてさました水は25%しか発芽せず、根と根毛の生え方にも大差が出たという。こんな実験なら誰でもできるからやってみるようにお勧めする。
 モシニィさんは「電子レンジはどこまで安全なのか本当に心配になった。また、同時に電子レンジの安全性に対する研究はされているのか、それは公表されているのかと考え込んでしまった」といっている。
 安全性に関する研究はされていても、それがめったなことでは公表されないのは食用油脂の場合と同じで、企業の利益がからんでいることが情報公開を妨げている。
 電子レンジは最初ナチ支配下のドイツで考案された。ナチがソビエト(当時)侵攻をはかる中で、兵士たちの食事の調理時間の短縮を奨励したことから、研究が進んだ。調理時間が短縮できれば輸送や軍隊の展開の面で有利になるからだそうで、ナポレオンの奨励で生まれた軍隊用の保存食の缶詰めと似ている。そんな関係で、最初はフンボルト大(ベルリン)で、そして次には、戦争に勝ってこれを戦利品として入手したソビエトの放射線研究所で研究が進んだ。生体への影響をもっとも広く研究したソビエトでは、1976年に電子レンジおよびこれに類する調理器具の製造販売を全面禁止にしたという(現在のロシアは使用している)。害の大きさがあまりに明白だったからである。
I107コース 祝十郎さんより
古本で見つけた、電子レンジについての記載です。おそらく絶版だと思います。オルター会員でもほとんどが知らずに電子レンジを使用、生産者の手塩にかけた品を冒涜し、危険な食事をしているようなのでご紹介します。



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