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日本一高いが おいしい厚岸のかき
カタログ“1999年3月4週”
海を守るために、まず森を守る
  テレビ「どっちの料理ショー」(1999年2月4日放送)で厚岸のかきが登場して、見事そのカキフライが勝ちました。ここのカキはおいしいと好評、収穫高も少なく貴重品として高値を呼んでいます。北海道の釧路市の西、厚岸湖と別寒辺牛湿原は世界的な湿地保護条約「ラムサール条約」登録の指定を受け保護されています。厚岸町も合成洗剤追放の為、石けんを購入する人には補助金をつけて推奨しているくらいです。
  溝畑水産の溝畑静男さんはここでカキの養殖に取り組んでいます。広いカラマツ林を背後に控えた厚岸町は10年以上前から離農跡地や放置された原野を買い、水源かん養林として162ヘクタールに植樹してきました。このほか、別寒辺牛川流域の計1000ヘクタール以上を町有地にして、毎年40ヘクタールずつ造林もしています。溝畑さんは海を守るためには、まず森を守るべきと、その活動に取り組んでこられています。その溝畑さんの「かき」「あさり」「のり」を御紹介します。
溝畑さん
厚岸のかきがおいしいわけ
 厚岸湾のきれいな海で養殖されていることがまず第1。しかも、かきの成育に必要な養分は十分にあります。第2は冷たい海で育っていて、よく味がのっています。第3は他産地(1〜2年の養殖)と異なり3年ものだということです。第4は汽水域である厚岸湖で育てたあと、湖外の海水でさらにおいしく育て、出産直前に再び厚岸湖に戻して、おいしい塩分濃度に調整していることです。なお市場流通の場合生かきの出荷に際しては、通常次亜塩素酸ソーダーで消毒されて出荷していますが、溝畑さんはもちろん薬品処理はしていません。したがって、生食可能の鮮度でお届けはしていますが、生食をさわるときには必ず自分の判断と責任で食べて下さい。
溝畑さんのあさり
地元では大アサリといって、本州のものとは多少違いますが、ほとんど通常のアサリとして食べることができます。このアサリもすごくおいしいものです。
天日干しののり
今や天候に左右されない自動機械干しにおされて、天日干しののりは全国的にもすっかり姿を消しましたが、溝畑さんは厚岸町で25年ぶりで天日干し(約4時間かけて乾燥)を復活させています。色つやがよく、表裏とも黒光りし、昔なつかしい味わいのあるのりです。
初心者のための殻付きカキむき方マニュアル
★食べ方
・炭をおこして焼きカキで。
・鍋に少し水を入れ、蒸しカキか、お酒を少し入れて、酒蒸しに。
☆新鮮なカキを存分に味わってください。








   ―文責 西川栄郎ー


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殻付きカキむき方マニュアル
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