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『みのおシュタイナーこども園』 
第五回会員集会 会員活動アピール
保護者と保育者が共に運営の主体
『みのおシュタイナーこども園』(以下、「こども園」とする)は、関西で初めて、保護者と保育者が共に運営の主体となって、シュタイナ−幼児教育の実践の場として、1996年に箕面市に開園致しました。
ルドルフ・シュタイナー(1861〜1925・オーストリア)による、人間の生き方を求める人智学の勉強会を持つ母親たちの中で、その理念に基いた幼児教育の実践の場を求める声が高まり、父親たちや支援する人たちとの協働作業を経て開園することができました。
“健やかな心身を育むこと”と“ファンタジー(想像力=創造力)を育むこと”
 シュタイナー教育では、生まれてから学齢期になる七歳までの時期を、人が生きていく上での礎を築く大変重要な時期であると捉えています。子どもが成人した後に、自らの力で人生をしっかり生きていくために、最も大切な“健やかな心身を育むこと”と“ファンタジー(想像力=創造力)を育むこと”という二つの点を特に大切にしています。これらが後の人生で「生きる力」となって拓かれてゆくものだからです。そのため、園では、静かで美しい環境を整え、過剰な刺激から子どもを守ること、秩序と繰り返しによってリズムのある生活を営み、子どもの心の安定と生命リズムを整えること、概念的な知識を与えることを避け、子どもの内にあるファンタジーを育むことに努めています。
ゆったりとした『子ども時代』を過ごせる場
 現代のような社会状況の中において、すべての子ども達が、発達段階に見合った教育を受けられる場、ゆったりとした『子ども時代』を過ごせる場として、美しく静けさに満ちた環境がとても大切であり、必要となってきています。そして何よりも人間の存在を尊いものとして捉えることを根底に、一人一人の子どもに対して畏敬の念を持って向き合い、その子どもなりの成長に寄り添っていく姿勢のおとな達が増えることが望まれます。
『みのおシュタイナーこども園友愛会』
「こども園」開園と同時に発足し、物心両面での支援を中心に講演会やバザーなどの活動と、シュタイナー教育の背景に存在するアントロポゾフィ(人智学)の学びの場を設け、理解を深める中で輪を広げてきています。
 教育の多様化の中で、『みのおシュタイナーこども園友愛会』が、より社会に拓かれ、少しでも広範な人々との交流と充実を推し進めることができるように、特定非営利活動法人として、社会に寄与していきたいと考え、今秋には法人格を取得すべく申請の予定です。

 今後も、活動の充実を認識して責任を持つこと、そしてできる限り多くの子どもたちの健全育成、および社会教育の推進を図る団体として、シュタイナー教育の普及活動を行っていくことを目指しています。


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