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ジャガイモは偉い!
オルター通信1037号 記事
CC’Cooking・山本朝子先生より
 皆さんにとって一番おなじみの野菜、ほぼ毎日食卓に並ぶ「ジャガイモ」の歴史をご存知ですか? 
 ジャガイモは、食べ物の陰陽学において“体を冷やす陰性の食べ物”とされていますが、実は大航海時代にスペイン人によってヨーロッパ各地に伝わり、小氷期で劣悪な食糧事情を救ったというお手柄な歴史があります。また、ビタミンCの含有量が非常に多く、保存性もあるため、船乗りの壊血病を救ったとされます。
 初期は味が悪く食べ方も分からず、観賞用として宮殿で栽培されていました。 
 マリーアントワネットはジャガイモの可憐な花をあしらった豪華な髪飾りが大好きだったそうです。一方、庶民の間では、荒地でも天候不良も丈夫に育ちゴロゴロと実ってくれるジャガイモは助けの神!代々食べ続け、品種改良を重ねるうちに、食味も料理法も進化して現在に至ります。
 今でもドイツではまるでご飯のかわりのようにじゃがいもを食べます。

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  ジャガイモは栄養バランスに優れた野菜のひとつです。
   科学的根拠のないジャガイモ攻撃論があるようですが、
   とんでもない偏見だと思います。
   人類の優れた財産があるジャガイモも、
   大いにバランスよく利用した方がよいと思います。
   とくにビタミンCが熱に強い形で含まれています。
   ジャガイモが優れているのは歴史が示す通りです。       
  (代表)


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