通信販売の法規(特定商取引に関する法)に基づく表示

2007年(第8回)オルター会員集会
オルター通信984号記事
2007年(第8回)オルター会員集会
日時 7月7日(土)10:00〜16:00
場所 クレオ大阪西 ホール


記念講演会
  漫画家 赤星たみこ先生
   「赤星流実践簡単石けん生活術」
    講演会参加には、前売り券が必要です。
9997 赤星たみこ講演会・前売り券
税込み800円
(カタログ7月1週号参照)


当日券は会員・一般とも1,000円となります。
尚、キャンセルには応じかねます。悪しからずご了承ください。



●石けんメーカー展示説明会など
●託児あります。(会員集会時無料、講演会時有料)


  申し込み方法など、詳しいことはオルター通信980号を参考にしてください。




赤星たみこさんのお話 おすすめです
 「化学物質過敏症(以下CSとします)」という言葉を聞いたことは有りませんか?
 2002年の時点で成人を対象に行ったある調査で80万〜100万人と聞きましたから、子供を含めると現在はもっと多いのではないかと思います。CSの症状や生活状況の大変さは時に想像を絶するほどの方もいます。原因の一つはシックハウスですが、有害な化学物質はいたる所に有るし合成洗剤も身近に有ります。原因が絞りにくいし、症状もそれぞれ違うので医者(病院)に診てもらっても的確な診断を受けられない場合が多い、というより今まで無かったCSを病気と判定されないということでしょう。 CSのため学校や職場に行けなくなり、治療も受けられずに苦しんでいる人から電話が入ることがあります。私達が30年余り続けてきた合成洗剤追放運動の関連からですが、その方達のほとんどが合成洗剤を使うと症状が悪化するようです。
 5年ほど前に私は自分自身が以前からCSだったことが分かり、今までの原因不明の病気や体調不良の訳が分かってきました。それで合成洗剤、食品添加物、農薬などの化学物質に疑問を抱くようになったのだろうということも(58才までに新築の家に3回住んできたし、学校と就職先がことごとく旧建物から新に移転したという経験を持っています)。
 海辺で生まれ育った私は、海の生物が年々減少してきていることや自分の手荒れは合成洗剤が大きな原因ではないかと考え、25才頃三重県内で始まった合成洗剤追放運動の仲間入りをしました。当時、貞二(夫)は鳥羽市水産研究所にいて市の産業として若布・海苔・アワビ・ウニなどの養殖を手がけていて、海藻はうまくいったもののアワビ・ウニが死んでしまう原因が海に排出された合成洗剤ではないかと研究してきました。それは生物としての人間にも当てはまるので、仕事だけでなく私と一緒に市民運動の中で伝えてきました。
 合成洗剤の害や毒性を訴えてもそれに代わる物として良い石けんが欲しかったので、私達は県内で1社だけ残っていた暁石鹸(株)に無添加で良質の粉と固形石けんを作ってもらいました。又それを広めるのも運動の一環と考えて共同購入のお世話もしてきました。暁石鹸はほとんど親族だけで続けてきた、質実とか実直という形容がぴったりの小さな会社です。会を解散してからもずっと暁石鹸とつながってこられたのはその姿勢に魅かれたからだと思います。そして製品の質の良さと手頃な価格は勿論のことです。
 私たちはずっと自宅で活動と仕事をしてきましたが、貞二は近年そろそろ講演は止めると言ってきました(今78才です)。3年前北海道に呼ばれたときの講演内容を小冊子にしてもらったので、今ひとつ分からないという方々に読んでほしいと思います。 それから7月の総会に赤星たみこさんをお呼びするそうですが、私は2年程前彼女の楽しくて分かりやすいお話をお聞きしたので皆様にもお勧めします。

暁石鹸の窓口・石川 薫さん



戻る