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あなたの声でウラン試験をとめよう <STOP再処理>
通信837号記事資料
青森県知事が認めなければ、ウラン試験はできません
県と県知事は県民の生命・財産・安全を守る責務があります。
県知事がウラン試験を認めなければ、事業者は実施できません。
あなたの声を青森県知事に届けてください。

  呼びかけはグリーンピース・ジャパンです。
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1999年12月 3日 国(原子力安全・保安院)、
            使用済み核燃料貯蔵施設等を使用前検査を合格に
2001年12月28日 原燃、核燃料貯蔵プールの異常出水を報告
            運用当初より出水に気づいていたが放置
            この間、国は何度か定期検査しいずれも合格に
2002年 2月 5日 県・村、
            プール漏えいにもかかわらず
            使用済み核燃料搬入を容認
2002年11月15日 原燃、漏えい原因は下請け業者の不正溶接、
            問題のプール以外は調査しないと発表
            国は総点検を指示
2003年 8月 6日 原燃、不正溶接は291カ所と報告
            再処理工場本体でも不正溶接・施工等、発覚
            化学溶液漏れ、冷却水停止等のトラブル、
            2度のボヤ発生
2004年 1月23日 原撚、一連の不正施工を点検し
            「品質保証の認識不足」と報告
2004年 1月28日 国、補修した貯蔵プールの使用前検査を合格に
2004年 2月 4日 原燃、国にウラン試験計画書を提出
2004年 3月31日 国、原燃の改善策を妥当と判断
2004年 4月 1日 国が県・村にウラン試験実施の理解を求める
        

【 ウラン試験実施を任塗るかどうかの最終判断は、県と村に! 】


青森県の再処理工場でアメリカ製の劣化ウランを使った試験運転が始められようとしています。
1 再処理工場って?
全国の原発から集められた使用済み核燃料を処理し、プルトニウムと核廃棄物をつくる工場です。大量の放射能を垂れ流します。イギリスやフランスの再処理工場の周辺では小児白血病が多発しています。

2 ウラン試験って?
“劣化ウラン”を使った試験運転のこと。使用済み核燃料はプルトニウムやとてつもない量の放射能が詰まった超危険物質。そこで代わりに“劣化ウラン”で工場のシステムがちゃんと動くか試してみるのです。試験であっても工場は放射能汚染され、放射性の廃液やガスが垂れ流され、核廃棄物がつくられます。

3 劣化ウランって?
ウランは極めて毒性の強い放射性物質、半減期は45億年。天然のウランには分裂しやすい原子核と、そうでないものが含まれています。核分裂するときの巨大なエネルギーを発電に使うのが原子力発電、爆発に利用するのが原子爆弾。核燃料用などに分裂しやすい原子核を取り出したあと残るのが“劣化ウラン”です。”劣化”とはいえ核分裂性が劣るだけで、有毒であることには変りありません。“劣化ウラン”は兵器の材料にもなります。湾岸戦争(91年)で米軍が使った砲弾には少なくとも320トンが含まれていました。

劣化ウランの吸入による年摂取限度は11.4mg(一般公衆)。試験では、53トンが使われます。これは、46億人分の摂取限度に相当。火災などで環境中にまき散らされ、吸入などによって体内に取り込まれると、ガンを引き起こす危険性があります。

【ウラン試験はトラブル発生が前提】
国(原子力安全・保安院)はウラン試験中の「トラブル発生は避け得ない」としています。試験の目的は「施設の不具合等の発見と作業員の技術向上」(日本原燃)。フランスの再処理工場でも「多数のトラブルが発生した」と同工場の経営者は述べ、「予測できない事象に対応する準備」をするよう助言しています。

【日本原燃の安全認識は信頼できない】
再処理施設を建設し運営するのは、日本原燃株式会社。使用済み核燃料貯蔵プールの水漏れ発覚後、国は総点検を指示。他にも不正施工や手抜き工事がぞろぞろ出てきました。日本原燃は「品質保証の認識不足」と反省しました。しかし総点検中にもプールで冷却水が停止。大事故につながりかねないトラブルですが、国や県へのすみやかな連絡を怠りました。さらにその後も基準を超える大腸菌を含んだ排水の垂れ流しが発覚するなど、ずさんな体質は変っていません。

【国の検査も信頼できない】
国は施設を何度も検査しています。しかし溶接部分は検査対象から抜けていましたし、検査したところでさえミスを発見できませんでした。国の監督能力も信頼できません。

グリーンピースは、1971年の設立以来、グリーン(緑豊か)でピース(平和)な世界を築くために活動している国際環境保護団体です世界38か国に事務所があり、核・原子力、有害物質、地球温暖化の問題、森林の保護などに取り組んでいます。地球環境保護を願う市民の立場からの活動を進めるため、企業、政府などからの資金援助は受けず、個人のサポーター(会員。世界で290万人。日本では約5000人)の財政支度で活動しています。

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●メールで
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 http://www.greenpeace.or.jp/s/6

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