緊急企画 乳幼児期の不適切な哺乳育児で起こる様々な病気とその脱却方法を解説します。 |
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天王寺から10分、梅田から30分、京都から70分
誤った育児は、その子の将来に大きな負担をかけてしまうことがあります。 近年、哺乳動作が人間の発達にとって予想以上に重要なものであることがわかってきています。 「母乳育児」を怠ると、下記にご紹介するように様々な病気の原因となりますので親としては正しい知識をもっておくべきことだと思います。 くれぐれも哺乳のことを軽んじることがないようご注意いただき、この機会に認識を新たになさってください。
*テーマ* ・医学からみた哺乳動作の大切さ
・まちがいから起きた病気の治し方
・母乳育児のすすめ
・おしゃぶりはあくまで代用品、その正しい使い方
・パタカラの使い方
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<Q> 特定非営利活動法人 日本女性生涯支援協会・・・(E117 田原悦子)
私は特定非営利活動法人 日本女性生涯支援活動の理事をしています。 「いるかくらぶ」「はぐはぐ」安産のためのヨーガやベビーヒーリングタッチ・ママヨーガ教室を開催しております。 近畿一円の子育て支援センターにもお邪魔させて頂き、お母さんのサポートをしています。 おしゃぶりに対しては、賛否がございます。お母さんたちは、どちらが正しいか迷われます。当然だと思います。 妊娠中はひとりでお産に対する心配や不安はあるとはいえ何とかなりますが、ある日突然、赤ちゃんとご対面です。母乳は足りているか? 何故泣くのか分からない状況が続きます。新生時期から3ヶ月ほどはお母さんのお腹に帰ろうとする子宮回帰現象があります。お腹は守られた完壁な宇宙ですからね。 そんな時は、お母さんの温かな胸の中で抱っこと優しい眼差しが一番なのです。それだけで、赤ちゃんが安堵します。 新生時期にうまく関われない母子は、4ヶ月頃に赤ちゃんが私の目を見てくれないと訴えます。そのはずです、生まれて直ぐに瞳を見つめて優しくお話しをしていないからです。そして、6ヶ月頃には自我の目覚めで、赤ちゃん自身が自己を主張しますのでどのように対処したらいいのか分からない?8ヶ月頃に完全に放置になります。お母さんはうろうろするばかり、もしくは分からないからほったらかしにする。そして、2歳・・・・・ そして、心の絆の獲得がないままに成長します。このことは大人になってから、子ども自身が困ることになります。お母さんがどのように赤ちゃんをあやしていいか分からない、ご自分が育てられたように子育てをします。虐待された子は虐待をしてしまう確率が高いといわれます。 これを世代間伝達と申します。母から子へ伝わり終わることはないのです。しかし、終わらせなければなりません、それは、グッズで誤魔化したり、育児を他者に任したりして、逃げることではないのです。ただ、寄り添うしかないのです。 私は、オルター様はどこよりも優れた食材を提供される団体と信じています。 おしゃぶりをさせているおかあさんに出会ったとき、1歳になったら捨ててくださいと申し上げています。 傾向として母子関係、愛着障害の多い方がおしゃぶりを使用されていますので、販売に対して出来ましたら販売を減らして頂きたいと思います。 私がとやかく申し上げられないことは存じておりますがよろしくお願いいたします。 下記は当協会の理事である白川がお母さんからの質問への回答です。 おしゃぶりが3歳になってもやめられないお母さんからの質問です。 おしゃぶりはよくある質問のひとつです。おしゃぶりを続けると指の変形や、歯列の異常が見られることがあり、5歳を過ぎておしゃぶりを続けていると14%の確率で歯列の異常が見られるとの報告もあります。 なぜおしゃぶりをするのでしょうか。おしゃぶりは、時代とともに増加し、途上国より先進国ほど多くなっています。母親が子どもを常にそばにおいて抱っこして育てていた頃はとても少なかった行為のようです。 母乳栄養児より人工栄養児に多く、子どもと母親との距離を表し、おしゃぶりは、寂しい時にそばにいて支えてもらえなかったために自分で自分を慰める行為と考えるのが妥当でしょう。 やめさせるためには子どもの甘えを許すことも大切です。 3歳になりもう一度甘えなおしができると自然に消えると思います。 おしゃぶりはそれを止めさせる時の止めさせ方が問題になることがあります。 強制的にやめさせるのではなく、自然にやめることができるように、親が子どもをもっと受け入れることができるように変わらなければなりません。まず、子どもの前で忙しくない振りができるように練習すること。ゆっくり歩き、ゆっくり話をして、いらいらせず、子どもが何でも話せる雰囲気を作ることが大切です。 今までの環境を変えてもすぐには効果が出ませんので、気長に取り組みましょう。 忙しいとは心を亡くすと書きます。甘えを許すとは、寂しいとき必要とするときに、「そばに居て」に対して「うん、いいよ」と言うこと。「忙しいから、あなたの欲しがったゲーム買ってあげるから遊んでいてね」と言うのは甘やかし。寝る前のおしゃぶりはなかなか取れないので気長に待つこと。 ストレスとは何らかの要因が加わり、ストレスホルモンが増加した状態のことで、十二指腸潰瘍ができることがあります。口内炎は一般的ではないようです。 おしゃぶりを無くすには子どもと距離を縮める練習をすることが効果的です。白川先生(福岡新水巻病院小児科・周産期医療センター長) またまた、白川先生の回答をご紹介させていただきました。 寂しい時にそばにいて支えてもらえなかったために自分で自分を慰める行為をする我が子を、お母さんの温かい胸で抱いてあげてください。おしゃぶりを与えないでください。 お父さんやおじいちゃんおばあちゃんにも理解していただきましょうね。 色々書かせていただきましたが、現在、母子が迷っています、ですから、誤魔化さない・逃げないことをサポートしないと20年後は自立できない人たちで社会は混乱していきます。 気づいた人たちからメッセージを送り続けていきたいと活動しています。ご理解お願いいたします。
<A> 「おしゃぶり」に関しては確かに賛否の意見があります。 「おしゃぶり」がだめだという意見は、一部の医者の中にも、消費者団体の中にもあります。しかし、これらの意見は誤った使い方をした例を根拠にした、非科学的なものだと思います。 母乳育児を不十分に止められた赤ちゃんにとって「おしゃぶり」が必要な道具であることは科学的に証明されており、オルターとしても自信をもっておすすめしています。 欧州でも米国でも賢い子に育てるために、赤ちゃんの口呼吸を防止して熱心に鼻呼吸を育成しています。そのために60年前にドイツで研究して有効なおしゃぶりが開発されました。これを正しく発育し、鼻呼吸の賢い子が育ちます。しかし、誤って早期におしゃぶりを取り上げたり寝相をでたらめにしておしゃぶりを使えば色々な問題を生じます。 ただし、おしゃぶりは「不幸にして母乳育児が続けられなくなった赤ちゃんへの次善の策であること」「使い方を誤まると弊害も起こることがある」ということは、当然のことながら付け加えておかなければなりません。 上記の田原悦子会員のご指摘に対してオルターとしては個別の回答に終わらせるべきテーマではないと考え、改めて、この際、この「おしゃぶり論争」を真正面から取り上げたいと考えました。 オルターの顧問医 柳本信雄歯科医師からの専門的解説をいただく計画です。 この機会に子育て中や、これから子育てを予定している方々はもちろん、医療関係者や関心のある方々に、5月17日の学習会へご参集されることを呼びかけます。
・間違った哺乳が引き起こす病気の例 (ドイツ歯科衛生学会より) 口呼吸、アデノイド、咽喉の病気、思考に関する障害、姿勢の障害、歯並び異常、下あごの未発達、骨格・関節障害、消化の障害、抵抗力の低下、心臓と血液循環への悪影響、精神的・肉体的発育不全、将来の栄養過多、容姿への影響、自己嫌悪感覚、依頼心の助長、反社会的性格、など。
(代表)
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■日時 5月17日(日) 受付開始13:15 開演13:30 終了16:00
■場所 天王寺区民センター 大ホール 大阪市天王寺区生玉寺町7-57 TEL:06-6771-9981 FAX:06-6774-3002
■最寄駅 地下鉄谷町線:四天王寺前(夕陽丘)下車 2号出口から北へ約100m (車でのご来場はご遠慮ください) ■講師 柳本信雄歯科医師(オルター顧問医)
■申込方法 <会員の方> ●会員の方は5月3週号OCR注文でお申込み下さい。 資料代(参加整理券)500円 注文番号「9997」 この注文に遅れる場合は下記の一般(未会員)の方法(FAXまたはメール)にCコース名を追加してお申込みください。 <一般の方> ●一般(未会員)の方はFAX0721-34-2777、またはメールinfo@alter.gr.jpなどの方法で、お申し出ください。 @イベント名(5/17「おしゃぶり論争にお答えします」) A氏名 B電話番号 Cコース名(会員のみ) ※チケットのキャンセルはできません。(代理出席可能です) ●託児あります、1000円。 託児申し込みの方はOCR注文時にメモを添付、またはFAX0721-34-2777、またはメールinfo@alter.gr.jpに送信などの方法でお申し込みください。 子供さんの性別・年齢と氏名を添えてお申し込みください。 ※託児希望者は13時15分までに受付にお越しください。 託児のキャンセルは、5月14日(木)までにご連絡ください。 これ以降キャンセル、欠席は託児料金を頂きます。
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