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シターラさんと土屋春代さん:ています。貧しい女性起業家の事業を発展させ、ひいては彼女らの家庭や地域社会の生活の質の向上につながると考えているのです。 |
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ネパリ・バザーロでは、ネパールのシターラさんを中心に5名の女性で作っているカレーマサラ(スパイス)を扱っています。「ネパリ・バザーロ」(代表 土屋春代さん)はネパールを中心としたアジア諸国の、ハンドクラフト製品や食品の企画・開発を行い、日本へ継続的に輸入することによって、現地での就業の場の拡大を目指して、1992年より活動をなさっています。
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とくに立場の弱い人々、女性、子どもの自立を支援し、貧困の改善に取り組まれています。その活動は、ネパールの女性の自立と子どもの育成支援の会「ベルダレルネーヨ」をきっかけに生まれました。 ILO(国際労働機関)の正式なオブザーバーの認定を受けたフェアトレードの国際組織「IFAT」に所属し、フェア・トレード運動を通じて、社会貢献を目指しています。ネパリ・バザーロは、エスペラント語で「ネパールの市場」を表す言葉です。 シターラさんは事業の経験はなかったのですが、WEANのメンバーになり、運営や品質管理などを学ばれたのです。WEANとは、ネパール人女性起業家9名が、女性たちの事業設立や成長を助けるために、1987年に始めたNGOです。 規模にかかわらず、ネパール各地の女性起業家を対象として、トレーニング、マーケット支援、貸付、ネットワークなどさまざまなサービスを提供しています。 1991年には、姉妹組織「WEAN協同組合」も設立され、WEANのトレーニングを受けた約150名のメンバーが共同の店舗を運営などしています。貧しい女性起業家の事業を発展させ、ひいては彼女らの家庭や地域社会の生活の質の向上につながると考えているのです。
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〜ネパリ・バザーロの本格ヒマラヤンワールド、ネパールカレー〜 |
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このカレーマサラ(スパイス)は、女性の就業の場を増やし、生活改善と自立した生活を目指して活動を始めた、シターラさんたち女性5名のグループが作っています。「良い食生活」には「良い材料を」と十分吟味したマサラを作り、販売しています。 ネパールのカレー作りは、さまざまなスパイスを混ぜ合わせ、家庭の味を出すのが特徴。シターラさんたちは以下のスパイス(合わせて20種類以上)を現地ネパールで調合し、カレーを作っています。大変おいしく本格的な味が楽しめるカレーが、簡単に調理できます。
◆ネパールカレーに使われる香辛料 ・ターメリック: 胃腸の調整作用や、殺菌効果があります。 ・ガーリック: 脂肪の代謝を助け身体を温め、体力をつける効果があります。 ・クミン: 食欲を湧かせます。腹痛や消化が悪いときに効果があります。 ・ジンジャー: 消化力を強め、身体を温める働きがあります。 ・コリアンダー: 味わいを出すスパイスで「とろみ」を出す役割もあります。 ・チリ(唐辛子): 刺激が強いので、お好みで量を調整してください。 ・ガラムマサラ: 数種類のスパイスを調合した仕上げに使う重要なスパイス。 ・パンチフルナ: 5種類の粒状スパイス。油で炒め、味と香りをつけます。 ※これらのスパイスには、身体の調整作用や癒し効果があります。 ◆スパイスの製造工程 @洗浄 A皮むき Bスライス Cドライ D粉砕 Eパッキング ※スパイスの材料は、現在のところ、まだ無農薬の保障はできません。しかし、可能な分より無農薬のものに切替えていく方針です。
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オルターの安心の肉・野菜などを使ってお好みのカレーに |
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〜あなたのおうちで簡単ネパールカレー〜 ・ベジタブル ベジタブルカレーは、野菜にあったスパイスを使用しています。 ・チキン チキンカレーは、肉にあったスパイスを使用しています。肉から出てくる味とスパイスが混ざり、おいしさが増します。 家庭で手軽にできる本格派ネパールカレー。最初は作り方通りにされるのが良い。本当においしいよ。慣れてくると、スパイスが小袋に分かれて入っているので、あなたの好みに合わせて自由自在に味を調節してください。
=ポイント= トマトをスパイスと思ってたくさん入れるとおいしくなる。チリは辛いので、控えめ(極少)にするのが良い。
『ベジタブルカレー』 【材料(4人分)】 ナス(中)…………3個 ピーマン…………2個 ジャガイモ………1個 にんじん(中)…1/2本 玉ねぎ(大)……………1個 トマト(大)……………2個 油…………………大さじ4 (オリーブ油もしくは菜種油) 塩………………………適宜 【作り方】 @ナスは乱切り、または輪切りにして塩をふっておく。 Aピーマンは輪切り、他の野菜は乱切り、またはざく切り。 Bチリ、パンチフルナ以外のマサラを混ぜておく。 Cフライパンに油大さじ2を入れ、ジャガイモ、にんじん、玉ねぎを炒めて塩大さじ1を加える。 DA全量を入れてさらに炒め、焦げないようにすぐ鍋に移す。 Eフライパンに付いた旨味を取るため、水400ccを入れて温めてから鍋に入れる。ふたはせず、中火でしばらく煮てからトマトを入れる。 Fフライパンに油大さじ1を入れ、絞ったナスを炒め、火が通ったら、ピーマンを炒める。 Gジャガイモが柔らかくなったらナスを入れ、最後にピーマンを入れる。 Hパンチフルナを油大さじ1で炒めて加え、チリで辛味を加減する。
『チキンカレー』 【材料(4人分)】 骨付き鶏モモ肉…800g ジャガイモ…………1個 にんじん(中)………1本 玉ねぎ(中)…………2個 トマト(中)……………2個 油…………………大さじ3 (オリーブ油もしくは菜種油) 塩………………………適宜作り方 【作り方】 @チリ以外のマサラを混ぜておく。 Aジャガイモ、にんじん、玉ねぎ、トマトは乱切り、またはざく切り。 B鶏肉に塩大さじ1をまぶしてもんで、水少量を加えマサラの半量をまぶしてもみこむ。 Cフライパンに油大さじ2を入れ、ジャガイモ、にんじんを強火で炒め、玉ねぎは溶けやすいので後から加える。 D塩大さじ1を入れてさらに炒め、残りのマサラを入れ、すぐトマトを入れる。火が通ったら鍋に移す。 Eフライパンに付いた旨味を取るため、水400ccを入れ、温めてから鍋に入れる。 Fフライパンに油大さじ1を入れ、鶏肉に焦げ目をつけて深鍋に移し、フライパンに付いた旨味を取るため水100ccを入れて温め、深鍋に加える。 Gふたをして中火で煮て、沸騰したらふたを取り、とろ火で10〜15分煮る。 H好みの量のチリを入れて仕上げる
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狂牛病騒ぎの中で、牛肉エキスなど牛由来成分が問題となって、カレーもその騒ぎに巻き込まれています。そうであるならば、カレーにあったスパイスとオルターの安心材料、肉、バター、乳製品、無農薬野菜などを使って手作りカレーを楽しまれるのがおすすめです。 狂牛病騒ぎが起こる前から、市販のカレーはとても危険なものでした。カレー工場に勤めている人がとても食べる気がしないという代物なのです。 カレールーの場合、スパイス自体は病害虫のつきにくいものであるので、栽培時以外にポストハーベスト農薬が使用される心配は比較的少ないものです。 しかし、牛肉、牛や鶏のエキス、牛脂、ブイヨン、乳製品、玉子ともなるとそれらの畜産のエサや飼い方まではとうてい管理できていません。ポストハーベスト農薬、動物医薬品、飼料添加物、そして狂牛病まで心配です。また牛脂など動物性脂肪もピンキリです。どうしても農薬など汚染の心配があります。バターなど高価なものも使うわけがありません。 小麦粉は、当然安い輸入物でポストハーベスト農薬があります。でんぷん(コーン、ジャガイモ)も遺伝子組換えなどがあります。 野菜や果物も輸入農作物のパウダーやペーストを使います。栽培時やポストハーベスト農薬が心配です。トマトペーストなどはヨーロッパから放射能汚染の心配のあるものも使われています。マーガリンや植物油脂もポストハーベスト農薬やnーヘキサン抽出(トランス脂肪)が心配です。発がん性の心配のあるタンパク加水分解物、脳障害の心配のあるグルタミン酸ソーダー、カラメル色素、黄色色素、乳化剤、酸味料、酸化防止剤、香料など食品添加物もオンパレードです。 その他調味料(ワイン、みりん風調味料、醤油、ウスターソース、酵母エキス)も粗悪なものばかりです。またプラスチック容器へ熱いうちに充填するので、環境ホルモンも心配です。
―文責 西川 栄郎―
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