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ヘアカラーは危ない!
検査結果がでました。結果は、クロ!
どの商品にも環境ホルモン作用
ヘアカラーの環境ホルモン作用の検査結果がでました。結果は、クロ。3品目検査して、すべてが乳ガン細胞を増殖させました。これから子どもをつくる若い人たちや妊婦が髪を染めると、生まれた子どもに悪影響を与える可能性があります。髪を染めると危険なことを、もっと認識すべきです。
  検査結果が出た!  乳ガン細胞が増殖
 この検査は、日本子孫基金が北里研究所の坂部貢先生らに依頼していたのも。調べたヘアカラーは、エッセンス(株式会社ダリア)、ナチュラルカラー(カネボウ)、Beauteen(ホーユー株式会社)の3種類です。これらが、ヒトの乳ガン細胞を増殖させれば、環境ホルモン作用があることを意味します。
 結果は、どの商品でも、環境ホルモン作用を持つことが分かりました。ブラシにつける濃度を千億分の一に希釈しても、何も加えない対照群を100%としたとき、 159%も増殖させる商品がありました。また、商品によっては、濃度が高くなるほど、環境ホルモン作用が強くなる傾向を持っていました。
 最近では、年齢に関係なく、子どもでさえもヘヤカラーで髪を染めている姿を街中で見かけます。微量でもヘアカラーが環境ホルモン作用を持つということは、妊婦だけでなく、これから子どもをつくる若い人たちがヘアカラーを使っても、彼らの赤ちゃんに影響を与える可能性があるということ。
 今回の試験は、細胞への影響を直接調べたものです。では、実際に体への影響はどうなのでしょうか?現在、北里研究所では東海大学医学部と共同で、マウスにヘアカラーを塗り、毛を染めたときの状態で、どのような影響が見られるのか試験を行っています。

  新居田真美(日本子孫基金事務局)
  「食品と暮らしの安全」No152(2001年12月1日)より



リウマチ様関節炎 膀胱がん などの危険性
 毛染め剤を使う女性は、リウマチ様関節炎にかかる確率が1.9倍になるという研究結果(オー・レックナー・ウールソンほか)が発表されました。
 この研究は、スウェーデンの大学病院での症例422件を対象に患者に生活習慣などについてアンケートを行ったもの。毛染め剤のほかには、閉経の早い女性(2.5倍)、家屋内でのカビへの常時曝露(4.6倍)、家畜への曝露(3.3倍)などでリウマチ様関節炎にかかる確率が増加したほか、喫煙者でも増加がみられそうです。
 また別の研究では、毛染め剤を定期的に使用する女性は、膀胱がんを発症する確率が高くなるという結果も発表されています。
 アメリカ国立がん研究所の資金援助を受けたグループ(マヌエラ・ガゴードミングエズほか)が、ロサンゼルス州で膀胱がんの症例1514件を調べたこの研究では、このうち897症例の毛染め剤の使用状況について、同数の毛染め剤を使用していない別の集団と比較したところ、毛染め剤を月に最低1回使用している女性では膀胱がんにかかる確率が2.1倍になることがわかりました。また、毛染め剤を最低月1回、15年以上使いつ続けた女性では、その確率は3.3倍にも上るという結果も出ています。職業上の毛染め剤への曝露では、美容院・床屋で10年以上働いた人は、5倍の確率になることも明らかになっています。
(『ちいさいおおきいニューズレター』50号より / まとめ 吉村英二)



染毛は安全性の高い「ヘナ」で
オルターで扱っているヘナは植物色素でできています。安全性を考えるならば染毛はヘナの程度になさっておかれるのが良いと思います。以前、他のメーカーのヘナに化学合成色素が入れられていたことがありました。



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