オセルタミビル群に精神障害が多発 成人インフルエンザ予防 ランダム化比較試験で |
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The Informed Prescriber 第23巻7・8号 2008(平成20)年7月28日発行より一部転載) タミフル副作用報告
健康成人を対象として睡眠に対するオセルタミビル(タミフル)の影響を調べた臨床試験で、タミフル群の睡眠時間が、やや長い傾向が見られた。インフルエンザ予防のためのランダム化比較試験(RCT)では、頭痛や嘔気、嘔吐の有害事象が有意に高率に発症することから、あらためてこのRCTを見直した。その結果、幻覚や統合失調症など重大な精神障害や、四肢痛や耳痛など神経症状がいずれもタミフル群で多発していたことが分かったので報告する。(後略) (浜 六郎)
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