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7月31日、WFP(国連世界食糧計画)広報官は、今年のアフリカへの食糧援助は、穀物ではなく現金で行うことにしたい、と語った。これは、昨年ジンバブエなどいくつかの国が、GMトウモロコシが入っている可能性の高い米国産の穀物の援助を相次いで拒否するなど、混乱や論争が起きたことによる。今年アフリカ諸国では、不順な天侯やエイズ、不況などにより630万人ほどが食糧不足に陥ると見込まれる。〔ロイター2003/7/31〕
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7月25日、スコットランド環境・食糧・農村省(DEFRA)は、GM作物評価研究の一環でGMナタネを栽培した農家に対して、実験後に同じ畑に非GMナタネを栽培しないよう警告した。GMナタネの種子が大量に土中に残存して、非GMナタネに高い割合で混入する可能性があるため。 DEFRAは、EUの新しい表示規則に伴い、混入率の上限が0.9%と設定されたことと、7月25日に出されたGM作物の安全性は不確実だとする政府委員会報告の結果による警告だとしている。〔BBCニュース2003/7/25〕
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GM作物の刈り取りを実力行使してきたフランス農民連盟は、7月19日に再び、刈り取りを強行した。今回は、ブラックスにあるバイエル・クロツプサイエンス社実験圃場で、同社のGMトウモロコシを刈り取った。ジョゼ・ボヴェが投獄されても、運動は弱体化していないことを示す結果となった。この事態に、取材を受けた仏農業大臣は、花粉の飛散による影響の問題は未解決であることを認めた。〔Le Monde 2003/7/24〕
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