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自然な食べものが体を癒し、自然な音楽が心を癒します。
2007年“3月2週号”
自然な食べものが体を癒し、自然な音楽が心を癒します。
すばらしい音楽の感動をそのまま再生。
奇跡とまでいわれる
高性能スピーカーです。


●世界一自然な音のスピーカー
 タイムドメインのスピーカーは大変リーズナブルな価格なのに、何百万円もするオーディオより優れています。あのビル・ゲイツ氏が試聴して「わが家の7千万円かけたオーディオシステムより良い音だ」と驚愕したそうです。高額な費用を注いできたオーディオファンはカルチャーショックを受けるでしょう。
 2006年12月の「オルターフェスティバル」でも、上位機種「Yoshii9」で音響を担当していただいたので、多くの会員はその音質の高さを既にご存じの事と思います。当日PAなしでコンサートもやってのけた、驚くべき性能のスピーカーです。
 
 タイムドメインのスピーカーは、録音された音を忠実にそのまま再現します。音源からの音に何も加えず、欠落させずにありのまま伝えます。実在の音と同じ遠近感や広がりを感じさせます。音が空間から聴こえてきます。コンサートホールで聴く、丸みのある音の余韻までもが伝わってきます。ヴォーカルのささやく低音もクリアに、楽器のひとつひとつの音もきちんと聴こえてきます。感動させる元の音楽を、生のままの如く再生させるのです。オーディオファンはもとより、女性や子どもの心まで動かすスピーカーです。
 また、タイムドメインのスピーカーが再現する自然な音は、いくら聴いていても疲れません。人間の耳は自然な音には寛容ですが、人工的な音にはストレスを感じ、チェック機能が働いて潜在意識には届きません。「植物人間状態の患者にタイムドメインで音楽を聴かせていたら、意識を取り戻した」というエピソードは、自然な音がいかに潜在意識に届くかを表しています。新潟大学大学院医歯学総合研究科の安保徹教授は「別冊宝島」の「がんにならない生活術」の中で、タイムドメインのスピーカーが免疫を高め、癒しの効果があることを認めておられます。


●新発想の音響理論から生まれた品
  タイムドメインのスピーカーは、従来のオーディオとは全く異なる理論・技術でできています。発明者は(株)タイムドメインの由井啓之社長です。
 由井さんはかつてオーディオメーカー「オンキヨー(ONKYO)」で研究開発をしていましたが、40才の時にストレスで倒れ、長期入院を余儀なくされたのが転機となりました。入院中に音楽に慰められた経験から開発したスピーカー「SL-1」が大ヒット。その褒美に行かせてもらった世界一のホール、ウィーンの楽友協会ホールでの音楽に感動したのが、更なる転機となりました。
 「本当にいい音楽は人の心を動かす。本物の音をそのまま再現できないか」「しかしいくら追求しても良い音がうまく出ない」…そこで従来の理論が間違っているのではないかと気付き、独自のタイムドメイン(時間領域)理論をベースにしたスピーカー「GS-1」を開発しました。
 「GS-1」は1984年の発売当時、1台200万円もする高級機にもかかわらず、大ヒット。次にその低価格バージョンに取り組みましたが、実用化にこぎつけられず、研究の場が閉鎖されました。試作品の音に感動した元アスキー社長の西和彦氏が支援に乗り出してくれましたが、1年足らずで今度はアスキーが経営危機に。それをきっかけに独立して、1997年、(株)タイムドメインの設立となりました。
 そして遂に2000年、現在の円筒形デザインの「Yoshii9」が完成。それ迄の技術の延長線上では、全く考えられない発明品となりました。ついで2001年には「TIMEDOMAIN mini」、2005年には「TIMEDOMAIN light」が開発されました。同じタイムドメイン理論に基づいた、小さくても大変高性能なスピーカーです。
 オーディオメーカーも量販店も「こんなに高品質低価格では、ほかの高額品が売れなくなる」と販売に協力してくれませんが、その良さを認める人々の口コミによって、世の中に少しずつ確実に広がり始めました。「Yoshii9」は家庭で音楽やホームシアター用に選ばれる以外にも、心の安らぎを大切にするレストランや診療所、埼玉のジョンレノン・ミュージアムでも使われています。

 オルターとしても、この"オーガニックオーディオ"というべき本物の輪を拡げていきたいと思います。オルターへの紹介は会員の寺石純子さんです。


●タイムドメインのスピーカー
 従来のオーディオ理論が周波数成分を忠実に再現しようとするのに対し、タイムドメインは音の波形を正しく再生しています。従来の技術では再生時の電子情報の時間のずれが波形に影響を与え、波形が崩れて音色や音の表情の差を消してしまっていることに気付き、雑音を発生させるような重い振動板を使わず、直径5cmのフルレンジスピーカーの小さな振動板で、瞬間ごとに刻々と変化する空気への圧力(音圧波形)をリアルタイムに微小信号に至るまで忠実に再現しています。まさに、エジソンが発明した蓄音機の針が単純に元のままの振動を伝えるように、マイクロフォンの振動板→電気信号→出力時電気信号→アンプで増幅、と入ってきた通りに振動板を動かす理論です。音の発生から消えるまでの音圧を正しく再現し、音の空気振動そのものを再現しています。
 タイムドメインでは、自然なままの音の再生のため、アンプやスピーカーでのノイズ発生に徹底した対策がとられています。アンプで音が変わらないよう、崩れないよう、拡散しないよう、スピーカーで雑音が発生しないよう、「重・太・大」を避け「軽・細・小」を心掛けたのです。


●市販のオーディオの問題点
 市販のオーディオが生の音を忠実に再現できない最大の理由は、横波である電気信号は理論上合成できても、縦波の空気圧力である音は合成できないことを忘れている点です。そのため市販のオーディオは、ボンボンと響く低音、刺激的な高音、時間のずれが特徴です。測定技術の発達にあまりに偏り、不自然な音に加工してしまった結果です。
 四角い木箱のスピーカーを組み合わせ、元の音をアンプから低・中・高音の各周波数成分をバラバラに分けて電気信号として送り、あとでそれを組み合わせても、元の自然な音にはならないのは自明の理です。重低音を大きなスピーカーで再現すれば、スピーカーの様々な場所から新たに発生するノイズの影響をどうしても受けてしまいます。市販のスピーカーはよく聴くとスピーカー自体が鳴っているのがわかるくらいです。重い振動板は動き出すのも遅く、信号を止めてもしばらくは動いてしまうのです。低音もただゆっくり振動すればよいだけのことです。もともと小さな振動板のマイクで録音できているのに、出力時の大きなスピーカーが要るというのは間違いだったのです。そういえば人間の鼓膜もごく小さな振動板です。それであらゆる音を聞き分けているのですから。
 マイクロフォンの録音においては、最近の多数のマイクを使う録音を除いて、大きな問題は生じません。問題はアンプやスピーカーから発生するノイズなのです。


ー文責 西川栄郎(オルター代表)ー


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