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最高の原料と手作りの技術でできた無糖のオーガニックブルーベリージャム
カタログ“2000年2月4週”
障害者の自立をめざして・・・
  大阪狭山市精神障害者小規模作業所「クラフトハウス」(施設長志村弥栄子写真前列右より2人目)は障害者の自立をめざして、手作りのなかなか良いジャムを作っている福祉作業所です。その良い腕を見込んで、オーガニックブルーベリージャムの製造をお願いしました。オーガニックブルーベリーはすぐれた“抗酸化”食品で目にもよいと愛好家が増えていますが、冷凍だけだと寒い季節には食べずらいので、ジャムにもして欲しいとの声があったからです。ブルーベリージャムは市販のジャムの中でもイチゴジャムを抜いて主流となっています。しかし毎日のようにジャムを食べるというのでは砂糖を抜いておかないと、砂糖の害が心配なのでジャムの常識をこえた“無糖”にしています。その結果、ブルーベリーとハチミツ、レモンだけの極めてシンプルなオーガニックブルーベリージャムが誕生したのです。もちろん全ての原料にも、その加工技術にもオルターのこだわりのノウハウを注ぎ込んで完成させました。ブルーベリーをたっぷりと使い、加熱の影響も最小限に配慮して、風味をそのまま楽しめるようにした非常にフルーティなジャムです。市販のどんなジャムよりもはるかにおいしいジャムになりました。

クラフトハウスの皆さん
『クラフトハウスのオーガニックブルーベリージャム』
<原料>
●オーガニックブルーベリー
カナダのほとんど自生状態の(当然無農薬)ブルーベリー。QAIのオーガニック認定あり。(2000年1月3回第2号カタログ参照)
●ハチミツ
徳島文理大学薬学部半田八十三先生が「国際レベルでも最も高い酵素活性値の品質」と評した山口さんのハチミツ(1999年7月3回カタログ参照)
●レモン果汁
光食品のオーガニックレモン果汁(近くカタログで詳しく御紹介予定)
<作り方>
ブルーベリーを煮たあと、ハチミツ、次にレモン果汁を加えるだけ。いずれも過熱をできるだけ避けた方がよい素材ばかりなので、煮込まないようにしています。ブルーベリーの活性成分アントシアニンやその新鮮な風味を生かすためです。したがって開封後はすぐに冷蔵庫の中へ保管して下さい。また開封後の日持はあんまり(1週間程度)しませんので、ビンは早く食べてしまえるように小さめの企画としています。なおビンは使い終わったら水洗いして返却して下さい。きれいに洗って再使用します。そのためラベルを紙で手作り、のりもでんぷんのりにして、はがれやすくしています。(市販のラベルの中には塩ビ製品があり、ゴミ焼却場でダイオキシンの発生するものがあります)

■オーガニックブルーベリーの特徴
●オーガニックブルーベリーをたっぷり使っています。
110cc中、約125g。(JIS規格ではブルーベリージャムは果物35%以上となっていますが、オルターでは約110%)したがってブルーベリーをたくさん食べることになります。
●無糖にしています。
毎日食べても安心なように無糖タイプにしています。また砂糖だけでなく問題のあるオリゴ糖(遺伝子組換えコーンシロップが原料の場合が多い)なども排除しています。安全ですぐれた山口さんのハチミツとオーガニックレモン果汁だけでの味付けです。
●風味豊かな味です。
素材のよさを生かすために、過度な加熱処理をしていません。
●一切の増量をしていません。
ペクチンやゼラチンなどを使った増量をしていません。
●もちろん無添加です。
ゲル化剤、酸味料、着色料、香料など一切の食品添加物を使っていません。

一般のブルーベリージャムの問題点
ブルーベリー:ちゃんとブルーベリーの果実を使っているかどうかもまず心配です。次に栽培種、野性種(市販でこれを無添加と称している場合がある)とも農薬が使われています。またその選別時にコーンシロップ(遺伝子組換え)を使用しています。

砂糖など:
砂糖は健康のためにはまず控えた方がよいものです。また最近腸のビフィズス菌の栄養になってよいといわれているオリゴ糖(数個の糖がつながる糖類)もその原料が遺伝子組換えで問題となるコーンシロップなどから作られています。

ゲル化剤:
ジャムのとろみを出すために安易にゲル化剤として使われているペクチン(植物原料から化学的に抽出される)。ひどい場合にはゼラチン(動物原料から化学的に抽出される)も使われます。いずれも天然系だからと油断できません。なぜならその製造工程で薬品が使われているからです。これらを使うことによって製品の品質は簡単に安定するし、増量の役割も果して安く見せかけることも容易なのです。

その他:
人工甘味料、着色料、香料、酸味料などの食品添加物が使われています。これらの話は単なる市販の話だけでなく、自然食品業界のジャムでも例外ではないのです。



   ―文責 西川栄郎―




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