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牛乳アレルギーの代替としての山羊乳は慎重に
オルター通信1032号 記事
牛乳アレルギーの代替としての山羊乳は慎重に
 5/1に山羊乳を少しずつ3口ほど飲んだ後、アナフィラキシーのショック症状を起こしたため、救急車を呼び、気道確保の処置とステロイドの点滴をし、2日間入院、5/3に退院した。他のアレルギーのお子様も同じような事が起こっては大変と思い、一応ご報告させていただきます。

P・S
 西川代表から『パッチテストを行ってから飲ませること』や『まずは1口舐めさせること』などをお話いただきました。私は【牛乳アレルギーの代替ミルクとして】と記載されていたのを信じ、子どもに何もせず飲ませてしまったのです。
 子どもにはアレルギーがたくさんあり、食べられるものが限られている中、栄養価も高いというのも飛びついた理由でした。子どもが大丈夫なものであれば、栄養のあるものは取らせてあげたいという思いが常にあります。いつも、軽はずみに初めてのものを食べさせているわけではありません。未だに口にしたことがない食べ物がたくさんあります。でも今回は、普段から信用しているオルターさんということで山羊のミルクを飲ませました。
 私が何もせず飲ませてしまったせいで、子どもに苦しい思いや痛い思いをさせてしまったのかと思うと、また毎日が後悔の日々です。もうこのように同じような思いをする方がおられないように、私にお話いただいたことを知らせていただきたいと思います。

 (牛乳アレルギーの1才半の男児のお母様から〔R・Yさん〕)

 
 山羊乳を一口飲んだだけでアナフィラキシー症状を起こし、グッタリして顔が土色となり、顔中に湿疹が出た。呼吸もやや困難になったため、救急車を呼び処置を受けた。入院する事無く、現在は回復した。
 自分の子はアレルギーの数値がそれほど高くないが、それでもこのような状態になったため、他のアレルギーのお子様も同じような事になったら危険と思い連絡しました。
 2、3週間前にも1口飲んだが、その時はすぐに吐き出し、口の周りが真っ赤になった。そのときは山羊乳のせいかどうか分からず今日再度飲ませたことを後悔している(病院の先生によると、牛乳アレルギーの子は山羊乳でもアレルギーは出ると言われたが・・・)。

 (牛乳アレルギーの3才の男児のお母様から〔Y・Mさん〕)


山羊乳を牛乳アレルギーの方が利用される場合のご注意
 今回の事例は、「山羊乳が牛乳アレルギーの代替に使える」という説明だけでは舌足らずということになります。説明不足大変申し訳ありませんでした。
 牛乳アレルギーの方に、山羊乳を代替した場合、約「7割」は大丈夫ということです。しかし、あとの「3割」の方にはやはりアレルギーが要注意ということになります。
 乾牧場さんのところでの同様な話は昨年秋、東京でのケースを入れ3例目ということになります。
 したがって、牛乳アレルギーの方に、どうしても山羊乳を飲ませてみたいという場合、
@まずパッチテストをして、安全を確 認してみて下さい。
AパッチテストがOKでも、ごく少量、 まず舐めさせてみて下さい。
B飲む場合は、ごく少量ずつから試 してみる。
 十分に安全を確認して慎重の上にも慎重を期していただくようお願いします。
 オルターの食材で、アレルギーを大幅に減らすことができるわけですが、だからといって必ずしも100%大丈夫というわけでもありませんので、慎重なお取扱いをお願いします。                 

 (代表)


山羊肉に関する注意
 山羊肉はたいへん精が強いといわれ、昔から沖縄では妊婦は食べない方がよいとされているとのことです。念のため、妊娠中には控えられた方がよいと思います。

 (代表)


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