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無農薬米のグレインミルクで作ったたいへんおいしい玄米シャーベット
カタログ2014年8月1週
桃の生産者が作りました。
◆桃の生産者が作りました
 和歌山県紀の川市で、特別栽培の桃やその桃を使ったジェラートをオルターへ出荷していただいている籔本畑下農園(オルターカタログ2009年2月4週号参照)の籔本周也・梓ご夫妻は、山本朝子オルター副代表の特許レシピであるグレインミルクを使った、たいへんおいしい玄米シャーベットを開発しました。
 原料はライスロッヂ大潟の無農薬米(拙著「あなたのいのちを守る安全な食べもの百科」p.18参照)と種子島甘蔗分蜜糖だけというたいへんシンプルなものです。

◆グレインミルクでシャーベット
 籔本 梓さんは、山本 朝子副代表が主宰する特定非営利活動法人グレインズ・イニシアティブのGrain CC' Cooking Schoolで学んだグレインミルクをシャーベットにしたら面白いかもしれないと思い、試作を始めました。分量の調節や割合を何度も変えて試作した結果、たいへんおいしい和風のシャーベットが完成しました。オルターで試食したところ、おいしさや開発水準も文句なしで採用が決まりました。
 そのままで食べてももちろんおいしいですが、きなこ、あんこ、黒糖・クルミなどをトッピングしてもおいしく召し上がれます。

◆桃のジェラートの技術を活かして
 籔本さんご夫妻は無農薬で桃を栽培することにチャレンジしています。一般の慣行栽培が農薬を30回程度散布するのに対し、これまでのところ0〜3回程度に削減しています。
 桃の出荷はほんの2〜3週間に限られますので、規格外や出荷できなかった桃をジェラートに加工しています。桃のジェラートは当初は「明恵の里 杉レモンハウス」で加工していましたが、現在では籔本さん自らがアイスクリーム製造業の許可をとり、自社製造をしています。そのジェラート作りの技術を活かして、玄米シャーベットができました。

◆ヘルシーなシャーベット
 一般のシャーベットには粗悪な乳製品、農薬汚染の心配な果実、合成着色料をはじめ、様々な食品添加物が使われています。とてもヘルシーとはいえません。それに対し、玄米シャーベットは原料が無農薬米ですので、アレルギーのある子どもたちにも比較的安全でヘルシーなシャーベットということができます。発芽モードR玄米の健康効果についてはオルターカタログ2012年8月4週号をご参照ください。
 農家が遊び心いっぱいで作ったヘルシースイーツ、お楽しみください。


藤桃庵(籔本畑下農園)の発芽モードRの玄米シャーベット
■原料
●玄米 
ライスロッヂ大潟 無農薬米
拙著「あなたのいのちを守る安全な食べもの百科」p.18参照
●砂糖 
新光製糖 種子島甘蔗分蜜糖

■製造工程
@玄米を浸水し発芽モードRにする
Aミキサーで粉砕、グレインミルクを作る
Bグレインミルクと砂糖をミキサーで混ぜる
Cフリーザーで凍結
Dカップに充填



―文責 西川榮郎(NPO法人  安全な食べものネットワーク  オルター代表)―



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