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『英、ワクチンに使われる添加物』
通信841号記事
汝の薬を汝の食べ物とし、汝の食べ物を汝の薬とせよ − ヒポクラテス
 日本も含めて世界中で、ワクチンの殺菌剤としてチメロサールという有機水銀を使って来ました。これはワクチンの中に含まれ、「自閉症」など多くの神経疾患に影響しているのではないかと疑われています。アメリカでは昨年、親子二代の研究者ガイアー父子が、「自閉症」とワクチンの水銀取込み量との間に相関関係があることを突き止めました。イギリスの『インデペンデント』等が伝えるところによると、イギリスで乳児用のワクチンにこの物質を使うことを来月から禁止することになりました。イギリス保健省が6日に発表したものです。生後8週間までの乳児に摂取するワクチンについては、この方針に従うよう、現在イギリス国内の医師に通知が出されています。

 すでに2000年頃からアメリカでチメロサールと「自閉症」の関連が取りざたされてきました。議会公聴会を含め、多くの議論が戦わされてきましたが、アメリカ医学研究所(IOM)が チメロサールと「自閉症」の関連を否定する発表を行っています。しかし、上記のガイアー父子の研究については無視するという奇妙なものでした。また、アメリカのコロンビア大学でマウスを使って実験したところ、チメロサールによって「自閉症」に類似した脳のダメージが発生したという報告もこの6月に出されています。

 イギリスの今回の発表は、やはり関連があるとにらんだ英保健省が先手を打ったと考えていいのかもしれません。ガイアー父子は、さらに明確な関連をつかんでいるらしく、複数の雑誌に発表される予定だそうです。なお、日本の状況を見ると、生ワクチン以外のワクチンは今も多くがチメロサールを含んでいますが、チメロサールを除去しようという動きもあるようです。

 *世界の環境ホットニュース  [GEN] 406号 
  発行:別処珠樹より転載 04年8月10日



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