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達人が作る わんぱく坊やのベビー野菜
カタログ“2001年9月4週”
 有機認証でお世話になっている農業食品監視システムAFAS(アファス)より、西崎ファームをご紹介していただきました。西崎ファームは、自園で合鴨、真鴨などを飼育されていて(12月ごろカタログ表紙でご紹介予定)そのほかに、「わんぱく坊やのベビー野菜」を取り扱われています。このベビー野菜の生産者は、木村誠さんら6人のグループと有機農業の達人 石田静男さんです。
 石田さんは文句なしの有機農業のプロです。その技術水準は本当にすごいの一言です。「作物を作るのは土、その土を作るのが百姓の基本。土の出来を見るのは、畑の土を湿っているところまで少し掘って、その土を握って、手のひらでだいたい3つくらいに分かれる状態がよい。根は化学肥料があたると傷がつく。葉の色は濃緑色はだめで、若草色がよい。いくら日照りでも葉は上を向いていないとだめ。葉柄の長さが葉身より長いのはだめ。葉脈の軸の色がぼけているのはだめ。畑に作物のでこぼこができるのはだめ」などなど、畑で熱く語る言葉は、すばらしい実践と理論に裏付けられています。農業はかなり以前、タバコ栽培から始められました。そのタバコ栽培は、奴隷作だとやめられたのでした。農家の後継ぎがいやで2回逃げて、2回見つかったというエピソードもあります。消費者に喜んでもらえるのが、百姓としての幸せだとおっしゃいます。
石田静男さん
木村誠さん
 ベビー野菜とは、各種野菜をまだ12cmくらいの幼菜の段階で収穫するという極めて手間のかかる、もったいないくらいのぜいたくなサラダ野菜です。ただ柔らかくして、おいしい、手間がかからずゴミも出ないというだけでなく、通常育てられたサラダ用野菜に比べて、断然、ミネラル分やビタミン含有量の多い野菜が多く、薬膳的効果が期待できるすばらしいサラダ野菜です。サラダ野菜として文句なしにお勧めします。
自然の大地で育った<わんぱく坊やのベビー野菜>
●栽培品目 
ルッコラ、マスタードグリーン、マスタードレッド、タアツァイ、サラダホウレン草、コマツナ、ミズナ、レッドオーク、フレンチソレル、ピーツ、ハダイコン、ピノグリーン、ケールレッド、その他
 その折々の季節、気候で、旬の野菜が変わるため、どんなベビー野菜が入っているかはお楽しみ。6〜10種類の野菜が入っています。

●生産者
*石田静男さん
*木村誠さんらグループ(6名)茨城県筑波山麓に畑があります。

●栽培方法 
*露地とハウスを併用されています。
*無農薬
 オリジナルボカシ(完熟堆肥)…米ヌカ、モミガラベース、EMぼかし、牛糞堆肥(塩分抜きをしています)
 土作りにトウモロコシを利用しています。草な ど積極的に畑に返しています。草や虫も活かす農法です。もちろん堆肥の入れすぎに注意をしています。

●害虫対策 
・忌避材
・皮膜資材利用
 寒冷紗
石田静男さんが有機栽培野菜の根の状態を説明しているところ
【 特徴 】
 通常育てられたサラダ用の野菜に比べ、ミネラル分の含有量が数倍豊富です。カットする作業が不必要なため、水洗いのときにビタミン類が流れ出ないため、通常のサラダに比べビタミンの含有量も多くなっています。また、カットしていないので視覚的にも非常に美しい盛り付けになります。
 輸入ものと比較して、まず鮮度が違います。またリーフの選別が厳格になされており、傷、折り目などがありません。土耕栽培なので、水耕栽培のものと比べ、香り、味ともに濃厚で野趣にあふれています。
【 ベビー野菜の食べ方 】
@ ベビー野菜はボウルに入れ、冷水に放してパリっとさせる。
A それらをザルにあけ、水気を切って、器に盛る。
B ドレッシングの材料をボウルで混ぜ合わせる。
C Bを@にかける(お好みでレモンをかけても良いでしょう)。
D 彩りにトマト、また焼き目をつけた2cmくらいのパゲットを添えてどうぞ。


  ―文責 西川栄郎―

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