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生しいたけに「栽培方法の表示義務づけ」署名運動の中間報告
通信874号記事
御協力団体各位

         「国産原木しいたけ生産者の会」会員一同。
 この度は生しいたけの栽培方法の表示義務付けへの署名運動に御理解頂き大変お世話になりました。お陰様で、3月27日に集まった署名数は、一般消費者を主体に全国から7197名の多きに達し、(生産者)会員は署名運動を通じて、消費者の食に対する安全・安心に寄せる関心の強さを痛感し、原木栽培で、消費者に安全とおいしさを届けることへの誇りと責任の重さを改めて認識する一方、正しい栽培方法を、知りたく思っているかを実感させられました。3月28日に、農林水産副大臣、常田享詳様(しいたけ等振興議員連盟事務局長)と林野庁特用林産対策室長 鈴木信哉様に面会がかないました、衷心よりお礼申し上げます
 当日、井上会長と横田副会長の2名が、農水省副大臣室を訪問して、かばんに詰めて持参した、署名簿を机の上に出しますと、「わー沢山ですねー」と言われて、ニコニコと迎えてくださいました。
 「原木しいたけは、健康食品として大変良いものです、山間の収入源としても特に原木しいたけを復活させなければ、山村に人が居なくなる、居なくなると山の手入れが出来なくなる、それでは、京都議定書が発効した今、最大の浄化作用のある森林が守れなくなってしまう。
 現在、原木しいたけ再生プランを作成中であるので、直ぐにこの事を食品生活安全課にもお願いすることにしましょう」と言っていただきました。
 「国産原木しいたけ生産者の会」は、しいたけを、もっとも安全な方法で栽培し、安全で本来の健康に役立つ機能性を備えた物を提供することで、消費者に支持して頂けるしいたけ生産者になること、さらに、森との共生を考える同土であります。
 日本の食糧依存率は60%。このまま国産食材を無視し続けてはならない。国産食材を守り、ホンマ物を提供する生産者であらねばならぬと考えています。
 栽培方法表示の義務化は、消費者には本物の原木しいたけの識別の啓発、生産者には良品生産の意識高揚をもたらし、生産・消費の両面から意義は大きいと思います。署名運動は原木しいたけのことを正しく知っていただくためにも続けていきます。今後とも宜しく御協力頂きます事をお願いして中間報告させて頂きます。有難うございました。

   オルターの原木しいたけ生産者
  井上順一さん(国産原木しいたけ生産者の会 代表)提供


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