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ラム肉のイメージを一新するとてもおいしくて安心できるラム肉みつかりました
カタログ“1999年2月4週”
 海外でおいしい羊肉を食べてきた人が、日本でもおいしい羊肉がないか、またアトピーの子でも食べられる羊肉はないかとの問い合わせが過去にありました。しかし、市販の羊肉の99.9%は臭い輸入肉で(北海道名産ジンギスカンも輸入肉)、しかもスクレイピー(羊の狂牛病、但し人には感染しないことが分かっている)が心配であり、日本国内では輸入飼料や化学薬品の使用のため安全性やおいしさで満足できるものはまずないと諦めてきました。しかし、他団体からの紹介で飼料の遺伝子組み替え作物、ポストハーベスト農薬の心配ない安心できる羊があることがわかりました。
茶路めん羊牧場風景
  茶路めん羊牧場の武藤浩史さんは帯広畜産大学大学院を卒業後、カナダアルバーター州で実習、さらにある会社の付属牧場で山羊の飼育を経験したあと、現在の北海道白糠町に入殖され、羊を飼育されラム肉などを出荷されています。
 
武藤浩史さん
=茶路めん羊牧場のラム肉=
 北海道白糠町の7.5haの牧場では約300頭の羊が放牧されています。
 品種はサフォーク、べレンデール、ユリデール、ボールドーセット、ブルーラドーセット、チェピオット、ポンド。放牧はニュージーランド方式の草地管理技術を応用した方法(牧草地を小さなブロックに区切り、巡回させるやり方)で行っています。
 肥育に使う自家配合飼料は一切遺伝子組み替え作物やポストハーベスト農薬を排除しており、国産小麦、フスマ、国産ビートパルプ、国産大豆カス、輸入アマニカス、輸入ルーサンぺレットを使っています。
 草地には化学肥料を排除して、自家生産堆肥を還元しています。(冬期間の牧草は他の牧場より不足分を購入しているので、これの化学肥料は必ずしもないとは言えない) 子羊を中心に年数回寄生虫駆除を実施するが、抗生物質の予防的使用は行わない。必要な時は対症療法的使用にとどめている。
  羊肉は1年未満の子羊を「ラム」といい、1年以上の成羊肉を「マトン」といいます。マトンとラムの中間として15〜20ヵ月齢までをホゲットとして分けることがあります。ここでは通年「ラム肉」を扱いますが、4〜7月頃はラムの端境期となるため12〜15ヵ月齢のホゲットを出荷します。
 ラムはやわらかく、消化しやすい。ビタミンBをはじめビタミンが豊富。牛同様レアーで食べられます。
 現在は原毛をフリース単位で販売していますが、将来は手紡ぎ、手織り、手作り加工品作りが夢です。
羊は釧路の屠場で屠殺後、牧場の加工場で解体、真空包装し、フレッシュで屠殺日より1週間以内に配達します。真空包装、冷蔵保存(5℃以下)で屠殺後3週間はおいしくお召し上がりいただけます。但し、賞味期限は製造日より10日間とします。配送後8日間以内に食べて下さい。但し、刺身・たたき用は賞味期限を製造日より5日以内とし、できるだけ早くお食べ下さい。刺身は6〜9月は取扱いません。


   ―文責 西川英郎―
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