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フッ素添加の水道水で 骨ガンが5〜7倍増加する!?                   
オルター通信914号記事
食品と暮らしの安全No.199より記事転載
「フッ素を添加した水道水で骨ガンが増加」こんな研究論文が指導教授によって隠されていたことが明らかになり、フッ素の安全性について改めて疑惑が広がっています。
 フッ素は虫歯予防によいとされ、フッ化ナトリウム(以下フッ素と略)を水道水に添加している国が、少なくありません。
 日本では、現在、水道水にフッ素を添加している地域はありませんが、自治体が決すれば添加することができます。1999年9月から2003年6月までに13ヵ所でフッ素添加の動きがありましたが、いずれも住民・議会で反対されています。現在は、群馬県下仁田町で実施に向けた動きが進んでいます。
 また、フッ素による洗口、歯への塗布などが全国で行われています。
 これらフッ素の安全性をめぐって、賛否の論争が続いています。
 推進派は、歯科医師や学会で圧倒的多数を占め、フッ素は「有効・安全」と言います。
 一方、少数ながら、「体に弊害がある」と、強い反対や警告を出している医師や歯科医もいます。反対派はフッ素を体内に取り込んでいると、12種のガンが増える、石灰化不全症(斑状歯)や骨の発育不全、若い母親からのダウン症児出産の増大、などをあげ、全身にさまざまな害を及ぼすと忠告しています。

骨ガン増加の論文が隠匿されていた 
イギリス、アメリカは、いずれも水道水にフッ素を添加する地域を持つ国です。
 この両国で、フッ素入り水道水の安全性が、揺らいでいると、『反フッ素LETTER No.62』※1(05/9)が、ワシントンポスト紙の記事(05/7/13)を紹介しています。
 同紙によると、ハーバード大学歯学部のダグラス教授は、2001年に博士論文を指導。その論文はフッ素を添加した水道水を飲んだ男の子はガンになりやすく、骨肉種(骨ガンの稀な一種)が5〜7倍も発生すると結論づけたものでした。ダグラス教授はこの論文を隠し、きらに、フッ素添加した水道水でも添加しない場合でも発ガンの差はなしと、130万ドルの研究資金の提供を受けている米国立環境健康料学研究所(NIEHS)へ報告していたというものです。
 現在、連邦捜査官とハーバード大学当局者らがこの件を調査中。また、米環境保護庁は国立アカデミーにフッ素を添加した水道水の安全性を調査するよう委託した・・・というものです。
 事実が明るみに出た発端は、米ワシントンに本部を置く環境ワーキング・グループ(EWG)のホームページ※2が論文を掲載、それをロンドンオブザーバー紙が、「フッ素化水道水がガンを引き起こす」と、大きく報道(05/6/12)したことです。以来、多くのマスコミがこの事件を取り上げています。
 なお、11月6日(日)に日本教育会館一ツ橋ホールで開催される第25回日本フッ素研究会・全国集会(10:00〜15:30)で、上記論文の解説が行われます(参加費2000円、当日参加も可)。
  (丸田)                                          
※1 発行:フッ素を考える新潟連絡会  ※2 http//www.ewg.org 



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