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節水、節電、節約に 全機種対応、安全な酵素洗剤
カタログ2016年4月3週
全自動・二層式・ドラム式 どの洗濯機にも使えます。
◆人にも環境にも有害な合成洗剤を使わないために
 (株)生活と科学社 猪ノ口 幹雄代表は、酵素を主成分にした新しいタイプの洗剤「セスキプラス」を開発しました。酵素はタンパク質、デンプン質、油脂、セルロースの4種類の分解酵素を配合しています。酵素の洗浄力を補助するのにセスキ炭酸ソーダ(炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウム複塩)を配合しています。
 「セスキプラス」の洗浄力は、石けんに比べるともちろん劣りますが、市販の洗剤に比べて何ら劣ることはありません。「汚れたから洗う」のではなく、「着たから洗う」時代の洗濯には十分役立ちます。まだ合成洗剤で洗濯している人はぜひお試しください。

◆ときどきは石けん洗濯を
 使用量は少なく、使い方も簡単です。節約、節電、節水が実感できます。すすぎも1回でOK、気になる場合でも2回で十分です。下手な石けん洗濯で出る石けんカスの心配もありません。酵素が働くので浸け込み洗いにも向いています。洗濯物は洗濯機の表示通りの量で問題なく洗えます(一般の洗剤は表示の7〜8割が適量)。
 汚れをしっかり落とすためには、時々、石けん洗濯をするのをお勧めします。

◆洗濯への酵素の活用
 洗濯への酵素の活用は、水が硬水のヨーロッパで研究が進みました。
 1960年、デンマークでタンパク質分解酵素「アルカリプロテアーゼ」が開発され、酵素入り洗剤は大きく発展しました。1967年、飛散した酵素粉末を吸い込んだ工場作業員や消費者に呼吸器疾患が発生、一時その生産や販売が中断されたことがありましたが、1971年に粉末の酵素を「つぶ粒」に加工する技術が確立され、空気中に飛散する心配はなくなりました。
 酵素が働くためには、適切な温度、pH、反応時間が必要です。そのため、一昔前の酵素では洗剤のアルカリ性や水の冷たさが原因で充分にその機能が発揮できなかったこともありました。しかし、近年バイオテクノロジーの応用によって適応できる温度帯が広がり、酸やアルカリにも強い酵素が開発されています。その安全性や環境中でのバクテリアによる速やかな分解も国際的に確認されています。

◆被災地の声から開発
 猪ノ口 幹雄代表が、この酵素洗剤を開発したきっかけは、2011年3月11日の東日本大震災の被災地支援活動をしていた方から「被災地では下水処理能力も怪しく、電気もお湯も手に入りにくい。洗濯機が使えない人も多い。家事に不慣れな人でも使いやすく、手間があまりかからず、環境にもできるだけ負荷をかけない、そんな洗浄剤が欲しい」という声をもらったからでした。


生活と科学社の 酵素洗剤「セスキプラス」
■原料
●タンパク質分解酵素 プロテアーゼ
ノボザイムズ社(デンマーク)「エバーラーゼ」
●デンプン質分解酵素 アミラーゼ
同社「ステンザイム」
●油脂分解酵素 リパーゼ
同社「リペックス」
●繊維分解酵素 セルラーゼ
同社「ケアザイム」
●セスキ炭酸ソーダ 

■セスキプラスの使い方
◆基本の洗濯(洗濯機)
洗濯機に洗濯物と水(ぬるま湯)を入れたのち、適量のセスキプラスを入れます。
あとは洗濯機にまかせて普通にお洗濯してください。
すすぎは1回でOK。1回で不安な場合は2回すすいでも問題ありません。

◆使用量の目安
・全自動/二槽式(水量30L)
 7.5〜10g(小さじ1.5〜2杯程度)
・ドラム式(洗濯物4kg)
 5g(小さじ1杯程度)

◆効果的に使うためのヒント
・配合されている酵素類は水温20℃以上でよく働くようになります。
・風呂の残り湯の利用も大いにおすすめです。
・60℃以上のお湯は使わないでください。熱によって酵素が失活する可能性があります。
・洗い時間は15分くらいで充分です。洗濯機の「標準コースで洗い時間を最長に設定」
 または「つけおきコース」で洗ってください。

ご注意:
本製品を水に溶かした状態で保存するのはお止めください。酵素が失活するなどして洗浄力が落ちてしまいます。



―文責 西川榮郎(NPO法人  安全な食べものネットワーク  オルター代表)―



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