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有機栽培のゆず酢、すだち酢、ゆこう酢
カタログ“2007年6月5週”
有機栽培のゆず酢、すだち酢、ゆこう酢
有機の柑橘酢です。
人参ジュース健康法やお料理の香りづけに。


●オルター生活の必需品、無農薬の柑橘酢

 オルターでは、無農薬栽培の人参の搾りたてを、朝食代わりに毎朝コップ1杯飲む「人参ジュース健康法」をおすすめしています(カタログ2007年3月1週号参照)。人参ジュース健康法はガン・アトピーなどの生活習慣病を防ぎ、美しく健康的なダイエットの味方にもなります。
 人参にはビタミンCを分解する酵素がありますが、ゆずやすだちなどの柑橘酢はこの酵素を抑えるものとして有効なので、人参ジュースを作るときには必ず柑橘酢を少々加えます。ところが昨年は柑橘類がたいへん不作で、オルター生活の必需品ともいうべき無農薬栽培のゆず酢が品薄となってしまいました。
 そこで今回、徳島県上勝町の阪東さんを新しく生産者としてお迎えすることになりました。

●徳島県初の有機認定を受けています

 阪東卓保・三智子ご夫妻は、ゆず、すだち、ゆこうを自園で有機栽培しています。それを搾り、加熱処理をせず生搾りのままビン詰めしておられます。阪東さんは、ゆず、すだち、ゆこうとしては徳島県初の有機認定を受けています。
 徳島県ができるだけ農薬を使わない「エコファーマー」の制度を発足させた1995年、阪東さんはそれに応募し、4〜5年間低農薬栽培に取り組みました。さらに1999年に有機栽培に取り組み、2003年に有機認定を受けました。食べものに農薬のような毒を使うのはいけない、安心が大切という気持ちからこのような取り組みとなりました。しかし、有機認定を取るのがこれほど面倒なことだとは思わなかった、というのが率直な気持ちだとおっしゃっています。
 阪東さんの柑橘酢は、地元徳島の光食品のぽん酢などの原料としても使われています。

 オルターへのご紹介はネイチャーズ・ファイネストの岡野一英さんです。


阪東食品のゆず酢、すだち酢、ゆこう酢
●栽培
 有機栽培です。徳島県有機農産物認証協会の認定です。有機栽培許容農薬(JAS法が有機農産物に使ってもいいと許可している農薬。オルターではJAS別表農薬と呼んでいます)であるICボルドーとマシン油(ハーベストオイル)は使っています。除草は年5回前後手刈り除草しています。
 肥料としては、ゆず、すだち、ゆこうの搾りカス(皮)、もみがら、米ぬか、鶏ふん(茨木英昭養鶏場から)、土着の菌を原料に、自園の堆肥舎で作った堆肥を使っています。
 ゆず、すだち、ゆこうなど約1,000本ある木は主力が35年木です。年数は経っていますが、剪定技術で若々しく栽培されています。

●搾汁工程
加熱処理すると香りが飛んだり変色しますので、生搾りのままビン詰めしています。
@自園有機栽培ゆず、すだち、ゆこうA水で洗浄B自然乾燥C搾汁機。歩留まりはよくありませんが、キャタピラ式の搾汁機(井河鉄工所製)で、皮などの苦み成分が出ないようやさしく柑橘酢を搾っています。搾りカスは堆肥の原料にしています。D濾過E冷貯蔵タンク(長期保存用は業務用単位で冷凍保存しています)Fビン詰め機。酸化しないよう、搾汁してすぐにビン詰めをしています。G打栓機H冷蔵保存

●使い方
 いずれも人参ジュース用として使えます。酢の物、鍋物、湯豆腐、刺身、焼魚、水炊きなどの料理に。蜂蜜を入れてドリンクに。酎ハイにもご利用ください。
 ゆず、すだちは比較的一般的で説明するまでもないと思いますが、ゆこうはドリンクなどで飲むのに一番おいしいのでおすすめです。


●有機ドリンクすっすっす
有機栽培ゆず・すだち・ゆこうを有機砂糖でさっぱり仕上げた、そのまま飲むタイプのドリンクです。

原料:ゆず酢、すだち酢、ゆこう酢、有機砂糖

製造方法:充填は野田ハニーに委託しています。
@原料調合A濾過Bプレート殺菌(93℃22秒)C濾過D充填Eキャップ巻締F転倒殺菌(81℃以上)G冷却


―文責 西川栄郎(オルター代表)―


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