|
北海道の素材にこだわって、惣菜を作られているお蔵さんの紹介シリーズ(3)は、手造りコロッケです。 興農ファームの牛肉、北海道無農薬じゃがいも、玉ねぎを原料にして、お蔵工場での手造りです。
・・ |
| |
|
★昔懐かしコロッケ [原料] 牛肉(興農ファーム、カタログ2000年8月第2週参照) 玉ねぎ(岩見沢 狩野謙二、無農薬) じゃがいも(同上) パン粉(桜井食品) 海の精(日本食用塩研究会、カタログ2000年4月第4週参照) てんさい含蜜糖(北海道産) こしょう(向井珍味堂) チホク小麦粉(江別製粉) 玉子(余市 滝下農園、平飼い、おもに国内産エサ) 作り方 @じゃがいもを蒸してつぶす。 A具を炒めて混ぜる。 B味付け。 C成型。 D小麦粉をまぶし、玉子をくぐらせてパン粉をつける。 E袋詰。 F急速冷凍。
★カレーコロッケ [原料] 牛肉(同) 玉ねぎ(同) じゃがいも(同) パン粉(同) 海の精(同) てんさい含蜜糖(同) こしょう(同) チホク小麦粉(同) カレー(大地 こだわりもん) 玉子(同) 作り方:同上
★牛肉コロッケ じゃがいもの中に牛肉の具が、あんで入っています。 [原料] 牛肉(同) 玉ねぎ(同) じゃがいも(同) パン粉(同) 海の精(同) こしょう(同) チホク小麦粉(同) 玉子(同) ウスターソース(光食品、カタログ2000年4月第5週参照) 作り方:同上 |
| |
★かぼちゃコロッケ [原料] かぼちゃ(新得 平賀源蔵、無農薬) マヨネーズ(松田マヨネーズ) 生クリーム(あすなろファーミング) パン粉(同) 海の精(同) こしょう(同) チホク小麦粉(同) 玉子(同) 作り方:同上
★バターコーンコロッケ [原料] じゃがいも(同) コーン(積丹 高野健二、無農薬ピーターコーン) バター(お蔵自家製) パン粉(同) 海の精(同) こしょう(同) チホク小麦粉(同) 玉子(同) 作り方:同上 |
| |
★鮭コロッケ [原料] 鮭フレーク(小樽 ニッセイ) 玉ねぎ(同) じゃがいも(同) パン粉(同) こしょう(同) チホク小麦粉(同) 玉子(同) 作り方:同上
★ほたてコロッケ [原料] ほたて(小樽水産) 玉ねぎ(同) じゃがいも(同) パン粉(同) 海の精(同) こしょう(同) チホク小麦粉(同) 玉子(同) 作り方:同上
|
| |
|
コンビニ弁当に入っているコロッケはもちろん、ある大阪の生協のコロッケも、製造メーカーより1個約10円で仕入れています。どうすればそんな値段でコロッケを作ることができるのでしょうか。 具に使われるじゃがいも、玉ねぎなどの野菜が驚くほど安いのはもちろんのことで、いったいどこから入っているのでしょうか。とても国内産とは思えません。外国産のじゃがいもなら遺伝子組換え、農薬の心配があります。牛肉もまともなものを使っているわけがありません。使っていてもごく微量で、通常は牛脂、豚脂(畜産の問題、汚染部分)で、それらしい風味を付けてごまかしているだけです。植物性蛋白(大豆蛋白:ポストハーベスト農薬、遺伝子組換え、キャリーオーバーの添加物)や小麦粉(ポストハーベスト農薬)で増量するのは朝飯前です。でんぷん(ポストハーベスト農薬、遺伝子組換え)、還元水あめ(ポストハーベスト農薬、遺伝子組換え)、ゼラチン(畜産の問題、発ガン性の心配な海藻抽出物)、卵白(畜産の問題)、大豆油(ポストハーベスト農薬、遺伝子組換え)、マーガリン(ポストハーベスト農薬、遺伝子組換え、n-ヘキサン抽出、トランス脂肪)なども使われます。 味付けに使われる砂糖、糖類(ブドウ糖、異性果糖、デキストリンなど)、蛋白加水分解物(発ガン性が心配)、みりん風調味料、醤油、魚醤、チキンブイヨン(畜産の問題、キャリーオーバーの添加物)、食塩、香辛料、まともなものでやれるわけがありません。 少し高級イメージで売っているコロッケの原料は、牛乳、生クリーム、バター、濃縮乳(いずれも畜産の問題)、カニ(冷凍時の薬品)、カニエキス(添加物)、かまぼこ(添加物)などが使われています。 衣の原料は、小麦粉(ポストハーベスト農薬)、パン粉(ポストハーベスト農薬、キャリーオーバーの添加物)、卵白、卵白粉(畜産の問題)、植物蛋白(前述)、でんぷん(前述)、還元でんぷん糖化物、コーンスターチ(遺伝子組換え、ポストハーベスト農薬)、植物油(菜種油、パーム油、米油:いずれもトランス脂肪)、マーガリン(前述)、増粘多糖類(キサンタンガム、カルボキシメチルセルロースなど)、ベーキングパウダー(添加物)、食塩、砂糖、デキストリン、乳酸ナトリウムほか調味料、貝殻焼成カルシウム、カラメル色素、アナトー色素、カロチノイド色素などの着色料、香料などが使われ、まさになんでもありの状況で問題だらけです。
―文責 西川栄郎―
|
|
|