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遺伝子組換え技術は危険
バイオジャーナル(2003.8/Vol.3-No.8)記事より転載
GM飼料で死亡率2倍に
 GM(遺伝子組換え)トウモロコシを鶏に摂取させる実験で、42日間の飼育で死亡率が2倍になり、成長にばらつきがでるという結果が出た。今回の実験は、バイテク企業の依頼で、カナダ・オンタリオ州のグエルフ大学が実施した。用いた雄鶏はGM飼料投与群140羽と対照群140羽の合計280羽。用いたGMトウモロコシは、バイエル・クロップサイエンス社開発の「T25」である。
〔Daily Mail 2003/6/25〕
バイオジャーナル(2003.8/Vol.3-No.8)より転載
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除草剤で永久歯が生えない子ども急増
 岐阜大学医学部非常勤講師の中里博泰は、6月21日から長野県松本市で開かれていた日本薬品情報学会で、永久歯が足りない子どもが急増しており、その原因が除草剤ラウンドアップ(※)などに使われるグリホサートが有力だという報告を発表した。同医師の医院では、年間約1200人の子どもを受診しているが、3年ほど前から永久歯が1〜2本足りない子どもが増えて年間85人(7%)に達し、従来の先天性形状異変(0.1%)を大きく上回った。後天的な要因が影響しているものとされ、主な原因がグリホサートだと推測した。GM作物の増加とともに農薬グリホサートの残留基準が世界的に緩和され、人間の摂取量が急増している。  
〔産経新聞 2003/6/11〕

※ラウンドアップ
モンサント社の開発した農薬(除草剤)。主成分はグリホサート。日本国内、世界トップシェアをもつ。さらにモンサント社はラウンドアップ耐性遺伝子組換え作物を開発し、種子とラウンドアップのセット販売に力を入れている。

バイオジャーナル(2003.8/Vol.3-No.8)より転載

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