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Q&A 「BCGの予防接種は必要ですか?」について オルター通信836号(2004年7月20日)記事
通信841号記事
A 「予防接種の正しい情報が少ないので、本や資料を紹介してください。」
 オルター通信にのっていましたが、「BCGは必要ですか?」というので、私も予防接種の体への影響を考えると恐ろしくてうけさせることができません。でも一方で本当にうけないことが正しいのかという疑問もぬぐえません。
 予防接種の正しい情報というものがあまりにも少なく、自分自身も勉強不足であり、選択する前にもっと知識を得なければと思っています。そこで予防接種を詳しく勉強するにあたって本や資料を紹介して頂きたいと思い手紙を書きました。
 広森さんの文章の中で「麻しん」以外は…とありますが麻しんもうけない方がいいのではないのでしょうか? それとも受けた方がいいのではしょうか? どうぞよろしくお願いします。
   
 C613 F.Mさん

A ご紹介の本が網羅的でご参考になると思います。
 予防注射は予防接種の効果より副作用のリスクの方が大きいので、受けないのが原則です。しかし、個人によっては健康上あるいは海外旅行など、受けた方がよい事情があったりします。受ける、受けないはしっかり情報をもって自己責任で判断されるべきです。
 麻疹(はしか)もアナフィラキシーショックなど副作用のあるワクチンです。その予防注射で、私の息子が肺炎までおこして入院しなければならなくなった経験があります。
 しかし、はしかの予防注射は体の弱い子には勧める場合があると予防注射に詳しい毛利子来医師はおっしゃっています。心臓病の持病のある子や慢性腎炎の持病のある子の場合です。はしかは、かなり高熱が出てウンウンなるし、咳も続いて弱りますから。また、はしかは非常にひきつけを起こしやすい性質をもっているので、熱が出てひきつけを起こしやすい子にもお勧め(ひきつけ対策は、阿波番茶を飲ますのが有効です)。あと、呼吸器が弱くて、すぐに肺炎になってしまう子に対してもです。しかし通常ならやらなくてよいワクチンです。
 
 ( 代 表 )



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