おいしく食べられる 備蓄用 発芽モードRの玄米クッキー |
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小林農園の自然農法産を原料に、小麦粉、乳製品、たまごを使用していません。 |
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◆アレルギー、安全性に配慮 神戸市東灘区の坂田商店、坂田 真由美さんは、拙著「あなたのいのちを守る安全な食べもの百科」p.44でご紹介した小林農園の自然農法産の米、にんじん、ごぼうを原料に、山本朝子オルター顧問の特許「発芽モードR技術」を使い、アレルギーなどの原因となる小麦粉や乳製品、たまごを使わず(グルテンフリー、カゼインフリー)、たいへん安全でおいしいクッキーを作りました。アイテムのひとつ、発芽モードRの玄米クッキー(プレーン)では砂糖を使用せず、小林農園産の米から自家製の甘酒を作って使用しています。 長期保存のきく固い焼き上げをしていますので、オルターがとくに力を入れて取り組んでいる「おいしく食べられる3ヶ月分の防災用食材」のおすすめ品のひとつとして、カンパンなどの代替として、備蓄用にたいへん適しています。 保存は3〜6ヶ月程度をめどにして、新しい備蓄在庫に取り替えると、いつもおいしく召し上れます。
◆乳がんになり食べものの大切さを知りました。 坂田さんは2006年徳島在住のおり、乳がんになり、その治療のために友人のお父さんから小林農園の小林 忠さんを紹介されました。乳がんになって、食べものの大切さを身をもって知り、やがて小林農園を手伝うようになり、オルターへの野菜の出荷も手伝いました。小林農園を通してオルターの品ものも購入されていました。 2011年、パイロットをしているご主人の転勤で神戸に引越しました。オルター食材を手に入れるため、オルターへ正式に入会しました。小林農園の畑の手伝いができなくなったので、何か他に小林さんを手伝えないかと考え、近所の知合いに小林野菜の販売を始めました。
◆エネルギー溢れる小林農園の野菜を活かすために 小林農園では、愛情を注がれて元気にのびのび育った、驚くほどエネルギー溢れる自然農法の野菜が収穫されているのに、小さくて規格外で出荷されないものや、とれすぎたりして出荷されないものが残念ながらたくさんあります。 この野菜を活かすため、子どもにおいしく食べさせられる野菜のお菓子作りを始め、まずクッキーを作ってみました。せっかくの小林さんの自然農法野菜ですから、体に負担のかかるたまごや乳製品を使わず、アレルギーの原因となる小麦粉も控えました。小林さんの玄米は山本 朝子オルター顧問の発芽モードR技術を学んで使いました。調理材料にはオルターの安全でおいしい食材を厳選しました。砂糖は摂りたくないけれど甘いものが大好きだったので、控えめな甘さの発芽モードR甘酒を手作りし、安全なものを安心して食べられるように砂糖フリーも工夫しました。糖尿病や癌の方にも食べてもらいたいからです。 小麦粉を使わず発芽モードR玄米にすると野菜の風味が消えてしまいます。どうにかして野菜の風味を出そうといろいろ試し、蒸し野菜にして風味を残す今の方法を見出しました。
◆もともとお菓子作りが大好き そのクッキーが好評で、ケーキなども作るようになりました。パティシエの経験があり普通のケーキを作っていた友人の伊与田 雅子さんもクッキー作りをしています。いっしょに小林農園にも訪れ、仲間になりました。 坂田さんは、もともと物づくりが好きで鎌倉在住の頃、リマクッキングでマクロビオティクスを学び、料理教室で教えていたことがあります。お菓子作りも好きで、乳製品やたまごを使わないお菓子を作っていました。坂田商店は 2013年、こうして創業したばかりの会社です。
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■原料 ●発芽モードR玄米 小林農園の自然農法産 拙著「あなたのいのちを守る安全な食べもの百科」p.44参照発芽モードRにして使用 ●にんじん 小林農園の自然農法産 ●ごぼう 小林農園の自然農法産 ●発芽モードR玄米甘酒 坂田商店自家製 原料米は小林農園のお米 ●じゃがいもでんぷん 神野でんぷん工場(株) オルターカタログ2010年2月1週号参照 ●くるみ (有)ネオファーム オルターカタログ2010年4月3週号参照 ●塩 赤穂の天塩 ●菜種油 堀内製油 拙著「あなたのいのちを守る安全な食べもの百科」p.167参照 ●甘蔗分蜜糖 新光製糖SC糖
■製造工程 @玄米を浸水して発芽モードRにする A発芽モードR玄米を粉砕する B材料を混ぜる C生地をカットする D焼成 E包装
―文責 西川榮郎(NPO法人 安全な食べものネットワーク オルター代表)―
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