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かもめ屋は、先週号でご紹介した無着色桜えびの開発をきっかけに、色本幸代さんが始めた会社です。芝居好きだった色本さんがチェーホフの「かもめ」や海のイメージから「かもめ屋」と命名されました。 |
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色本幸代さんとご主人の進さんは、早くから低温殺菌牛乳の運動や環境問題に取組み、静岡県における消費者団体の草分けでもいらっしゃいます。そのご主人、進さんは1996年に、ボランティアで預かっていた子どもが焼身自殺をし、それを助けようとして巻き込まれ、大変残念なことに亡くなってしまわれました。そのショックから6年経って、幸代さんはやっと立ち直りつつあるとおっしゃっています。事故以来、お一人で安全な海産物の活動を続けていらっしゃいます。 かもめ屋が商品を扱うときのコンセプトは、「自分たちの食べたい、おいしいもの、子どもに食べさせたいもの」です。
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かもめ屋のしらす製品の生産者は、前回桜えびでご紹介した岩松商店、 岩辺喜光さんです。
―製造方法― 朝6:00に出漁、8:00にはせり、9:00には塩水で煮るという鮮度のしらすです。秋はカタクチイワシで白っぽいしらす、春先は マイワシで少し黒っぽいしらすになります。 ボイルに使う塩水には、天塩を使っています。 塩以外、酸化防止剤、合成着色料など一切の食品添加物を使っていません。
◆ ゆでしらす ◆ ゆでしらすは、生しらすをそのままさっとゆでて、 急速冷凍したものです。 賞味期限:冷蔵で解凍後、冷蔵で2〜3日
◆ たたみ干し ◆ しらすを板状に天日干ししたもの。 火で軽くあぶって、マヨネーズやお醤油で。 また、お吸い物にも。 要冷蔵
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☆生しらす ・そのまま食べる。 わさびなどを添えて、醤油 やポン酢などで。 ・天ぷら、掻き揚げ、寿司ネタ、 酒の肴、つき出し、サラダなど にも。
☆ゆでしらす ・そのまま食べる。 わさび醤油、ポン酢などで。 ・調理する 和える。酢の物(生ワカメなどの海藻や、大根おろしなど野菜と)、茶碗蒸し、玉子 とじなど。 ・上にのせる ご飯、ラーメン、そば、うどんなど。 ・混ぜる チャーハン ・天ぷら、掻き揚げ 野菜などと合わせて。 ☆たたみ干し ・軽くあぶって食べる マヨネーズや醤油など。 ・生にもどす 水に20〜30分浸し、三杯酢、酢みそで。 ・天ぷら、掻き揚げ、吸い物に
―解凍と保存― 生、ゆでしらすは、マイナス30℃で急速冷凍してあります。冷凍やけを 新聞紙で防いで、家庭用冷凍室で20日間、マイナス20℃以下なら3ヶ月の長期保存が可能です。
―解凍方法― 生しらす………冷蔵で解凍。半解凍のうちに食べるほうがおいしい。 釜揚げしらす…5〜7℃の冷蔵庫の中で。 解凍したら 生しらす………すぐ食べる。 ゆでしらす…冷蔵庫に入れて保存。早く食べる。解凍後2〜3日。
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2000年1月5週カタログ表紙をご参照下さい。
―文責 西川栄郎―
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