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生協の中国産ギョウザから殺虫剤検出
オルター通信1016号 記事
千葉、兵庫で中毒症状10人
  2008年1月22日午後8時半ごろ、千葉県市川市原木の飲食店店員の女性(47)と、5〜18歳の家族計5人が、生協で購入した中国産の冷凍ギョウザを食べた後におう吐と下痢を訴え、病院に搬送された。千葉市稲毛区の女性2人と兵庫県高砂市の18〜51歳の家族3人もこのギョウザを食べて同様の症状を訴えている。 
 市川市では二女(5)が一時意識不明の重体、他の4人も重症となったが、いずれも回復した。市川保健所の調査で、ギョウザの中から基準値を大幅に超える有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出され、県警捜査1課は30日、殺人未遂容疑も視野に捜査を始めた。
 女性は昨年12月にちばコープ市川(同市鬼高)で、中国産ギョウザ「手作り餃子」(40個入り、計560グラム)を購入し、1月22日の夕食として家族で食べたという。
 輸入業者は「ジェイティフーズ」(東京都品川区)で、製造年月日は昨年10月20日。

 (山本太一)

  (2008年1月30日17時32分 毎日新聞 WEB記事から引用)


  なお、有機リン中毒とは、有機リンが神経系のアセチルコリンエステラーゼを阻害することにより、神経が異常に興奮状態となり、縮瞳、嘔吐、めまい等を起こし、重症の場合、徐脈、呼吸障害、昏睡となり、死亡にいたるものです。


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