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手作り生ドーナッツの姉妹品として揚げたてドーナツと生スコーンが新登場!砂糖を使わない黒ごまドーナツもできました
今年1月に紹介したモンジュリの手作り生ドーナツ(カタログ2005年1月3週号参照)は、家庭で油で揚げるだけで洋菓子職人のこだわりドーナツが味わえる、と好評です。でも「2〜3個のドーナツを揚げるために、油を用意するのが面倒」という声も聞こえてきました。そこで今回から、この生ドーナツを揚げた「揚げたてドーナツ」も企画します。 モンジュリから冷凍素材の生ドーナツを受け取って揚げてくださるのは、オルターの品物を沢山扱っていただいている富田林市の「ゆうきの八百屋」の杉本幸之栄さんです。 更に従来品のプレーンドーナツに加えて、砂糖を使わない塩味の黒ごまドーナツも開発しました。こちらも生と揚げたての両方を扱います。 モンジュリの店内で一番人気の手作りスコーンも、冷凍素材でいただけることになりました。こちらは家庭のオーブンで焼いて、焼き立ての風味を楽しんでください。
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「ゆうきの八百屋」の杉本幸之栄さん・美三子さん御夫妻 |
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モンジュリで、客の注文を聞いてから揚げたてを出せるように手作りした冷凍素材です。凍ったまま油で揚げれば、たいへんおいしい揚げたてドーナツになります。 おいしさの理由は、オルター特別仕様の材料と、低温製造という製法です。天ぷらの衣と同様に低温で作っているので、油切れ・食感が上々です。お好みで砂糖やジャム、ハチミツやメイプルシロップなどを添えて食べるのも楽しいと思います。
【生ドーナツ(プレーン)】 芦田さんのお母さんが昔作ってくれたドーナツがレシピの基になっています。お菓子があまりなかった時代の懐かしい味です。甘さは控えめになっています。
・原料: 小麦粉…国産小麦 たまご…芦田グループ、PHFたまご(赤玉) 牛乳…よつ葉牛乳HTST(カタログ2000年8月第3週参照) 砂糖…種子島甘蔗分蜜糖(カタログ2000年4月第1週参照) 重曹…純品(東ソー) ・製法 低温加工が特徴です。−15℃に冷やしておいた小麦粉と重曹に、たまご、牛乳、砂糖を混合し、0℃で成形し、そのまま冷凍保存しています。 ・家庭での調理法 160℃の油で、2分くらい揚げて下さい。
【生ドーナツ(塩味黒ごま入り)】 砂糖を使わず、有機栽培の黒ごまと少量の塩で味付けしたヘルシー志向のドーナツです。ベーコンエッグやサラダ、ヨーグルトなどとの相性がよく、朝食やブランチメニューにパンの代わりの一品にもなります。
・原料: 小麦粉…同上 たまご…同上 牛乳…同上 重曹…同上 黒ごま…中国産有機いりごま黒(すりごま)カタギ食品(株) 塩…岩塩 ・製法…同上 ・家庭での調理法…同上 ※砂糖が含まれていませんので キツネ色にはなりません。ふ くらんで表面が少し変色すれ ば出来上がりです。
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生ドーナツ2種類を「ゆうきの八百屋」で配達の前日に揚げ、揚げたてでお届けします。 揚げ油は影山さんの国産菜種油圧搾一番搾り(カタログ1999年10月1週号参照)を使います。揚げ機はとくに酸化を防ぐため、(株)サミー社製を使います。(株)サミーの杉本多喜生さんは幸之栄さんの弟さんです。
(株)サミー社製・電気フライヤーの特徴 ●油に優しい薄型ヒーター(Bio Heater)を開発。 油温の変動が少なく、ヒーターの表面温度が低いので、従来の丸ヒーターに比べ酸化値1/3以下に抑えられます。ヒーター加熱部に遠赤セラミックを焼結、素材の旨味を引き出します。 ●(株)サミー社製・ろ過機の特徴 天然薬石(花崗斑石)を使用して、酸化や活性酸素を抑制し、食用油の劣化の原因を除去、素材の風味を引き出します。
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スコーンはイギリスの各家庭で昔から作られている伝統的な焼き菓子です。 スコーンにはさまざまなレシピがありますが、モンジュリではたっぷりのバターを小麦粉に練り込んでつくったオーソドックスなスコーンを提供しています。ホイップクリームやジャム、ブルーベリーソースなどを添えてお召し上がり下さい。
・原料: 小麦粉…同上 たまご…同上 牛乳…同上 重曹…同上 バター…よつ葉バター 砂糖…同上 ・製法 @小麦粉に小さく切ったバターを溶かさないよう練り込みます。 A生地を冷凍庫で6時間以上休ませます。 Bたまご、牛乳、砂糖を加え、成形して冷凍する。 ・家庭での調理法 まずスコーン生地を室温で20分くらい置いて、表面が少し柔らかくなるまで解凍します。220℃に予熱したオーブンで、18〜20分くらい焼いて出来上がり(爪楊枝などで焼け具合をチェックしてください)
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モンジュリは、愛媛県東温市にあるコーヒーハウス。創業19年、マスターの芦田玉男さんが独創的な喫茶メニューやケーキ、料理を作り、地元はもとより県内外の人々にも愛されてきました。芦田さんは苦味ばしった風貌に似合わず、お菓子が大好きな方です。 「高くておいしいのは当たり前、安くておいしいものこそ庶民の望み」が信条です。 現代は食品添加物を使って、簡単に“おいしさ”や“見た目のよさ”を演出できる時代です。しかし、手を抜くのが嫌いな芦田さんは、食品添加物のなかった昔、職人たちが試行錯誤を重ねて蓄積してきたコツを大切にし、科学的な視点で捉えて、独自のレシピで自家製の食材作りに取り組んでいます。 芦田さんにオルターの提供する材料を使った特別仕様の洋菓子を作っていただくことは、オルター長年の夢でした。二人三脚でコーヒーハウスを営む妻の容子さんは、NHKでも活躍しているシンガーソングライターで、モンジュリでライブ活動もしています。その音楽に“心が癒される”というファンも多いのです。
ー文責 西川栄郎ー
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