茨城県谷和原村に次いで滋賀県でも鋤きこみ中止させる |
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遺伝子組換え作物いらない!茨城ネットワーク発行 ストップ組換え栽培!NEWS No.14 より抜粋
茨城県谷和原村において国内で初めて、遺伝子組換え大豆の野外栽培実験が見つかった問題で、常総生協の皆様や農民がトラクターで鋤き込んでで中止させたことは、オルター通信No.787ですでにお知らせした通りです。 さらに滋賀県中主町でも、谷和原村と同じ「バイオ作物懇話会」なる推進団体によって、モンサント社の遺伝子組換えラウンドアップ耐性大豆の野外栽培実験が行われていることが判明しました。 また、岐阜県瑞浪市でも作付けられ、7月下旬に播種が行われました。しかし、県の指導で栽培者は断念し、水を入れて腐らせる措置をとっていました。 この滋賀県中主町での遺伝子組換え大豆作付けに対しては、滋賀県環境生協や国会議員北川れい子さんに、知事、県議など関係者に対して精力的な働きかけをしていただきました。その結果、地元JA近江富士が栽培地の地権者田中良隆氏に対し、刈り取り鋤き込むように要請しました。もしも拒否した場合は、中主町の農作物を一切取扱わないという決定を行いました。 また滋賀県としても「今後、食に供する遺伝子組換え作物の栽培は認めない」ことを8月19日に宣言しました。 その結果、8月20日に県職員、農協職員、県議、滋賀環境生協、マスコミなどの立会いのもと、田中氏、長友氏(バイオ作物懇話会)らによってトラクターで鋤き込まれました。
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