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人参ジュース健康法
2007年“3月1週号”
人参ジュース健康法
毎朝コップ1杯の人参ジュース、または青汁を。
ガン・アトピーなどの生活習慣病を防ぎ、
美しく健康的なダイエットの味方にもなります。


●ゲルソン療法、西式甲田療法、ナチュラルハイジーンでも勧める生のジュース
  2007年1月3週号のコーヒーエネマ特集でご紹介した「ゲルソン療法」。1930年代にドイツの医師マックス・ゲルソンが提唱した「ゲルソン療法」は、末期ガンを高率に生還させました。その治療の二本柱は「人参ジュース」と「コーヒーエネマ」。福島学院大学福祉心理学教授・付属メンタルヘルスセンターの星野仁彦医師も、自らが大腸ガンで余命半年と宣告されましたが、この「ゲルソン療法」により克服なさった経験から、人参ジュース健康法を提唱なさっています。
 ガンを始めさまざまな難病の患者を救っておられる西式甲田療法の甲田光雄医師は、患者に勧めている少食健康法の中で、赤汁(人参ジュース)および青汁(野菜ジュース)を非常に有効な方法だと考えておられます。
 1985年にアメリカで初版が刊行され、その後世界的な大ベストセラーとなり、パブリッシャー・ウィークリー誌の世界の名著25冊の中に選ばれ、「出版史上最も優れた健康とダイエットに関する書籍」と評価されたハーヴィー&マリリン・ダイヤモンド著「ライフスタイル革命」(最新の改訂版名は「フィット・フォー・ライフ」)で基本理念とされている「ナチュラルハイジーン」という自然健康法でも、果物ジュース・野菜ジュースの効用、とくに朝食の代わりに用いることの重要性を指摘。さまざまな生活習慣病の克服に有効であることを多くの医師が認め、また美しく健康なダイエットにも有効で、世界のトップモデルの間でもこの健康法を実践する人が増えています。
 エドワード・ハウエル医博によって1985年に発表され、全米で大きな反響となり、今日の慢性病に対する「酵素療法」の基となった「酵素栄養学」においても、治療の基本は生の食べものや生のジュースです。酵素栄養学では、食物酵素を徹底的に補うことが健康回復・体質改善・寿命の延長の秘薬と考えます。
 カタログ2003年12月第3週で紹介した倉田大嗣先生などの水の研究でも、生命体の細胞の中にある生命水は活性化していることが分かっており、これらを火を通さないで生で摂取することの重要性が分かりつつあります。


●人参ジュース・野菜ジュースの効能
  緑黄野菜を始めとする野菜は全般に、太陽の紫外線から発生する活性酸素を自らの体内にある抗酸化物質(SOD)で無害化しながら生きています。その抗酸化物質としてビタミンC、ビタミンE、カロチノイド、フラボノイド、ポリフェノール、必須脂肪酸(オメガ3や6などの不飽和脂肪酸)などが知られています。だから野菜ジュースに健康パワーがあるのです。
 野菜を摂るのに、ジュースなら大量に摂っても無理なく消化・吸収され、身体への負担はありません。特に人参にはβ-カロテンの他に数種類のカロチノイドが含まれており、これら複数のカロチノイドの摂取に、ガンの予防効果があると考えられています。又、人参ジュースはミネラル・ビタミンの摂取にも優れています。人参なら通年確保が可能で、オルターの人参のように甘くておいしいものなら飲みやすいので、ジュースに最適です。
 「正食(マクロビオティック)」を行っている人に却ってガンが多いのは、煮すぎてアルカリが強くなった野菜や未消化の玄米が原因で、慢性的に胃腸に傷をつけてしまうからだという指摘があります。野菜は生で摂ることがお勧めです。「正食(マクロビオティック)」で生の野菜や果物が身体を冷やすという表現があります。たしかにカリウムの摂りすぎはナトリウムとのバランスを崩し、体を冷やすことがあります。しかしその場合、食塩などでおいしく感じる程度にバランスを整えればいいのです。少なくとも、生のにんじんジュースに副作用はありませんし、ゲルソン療法では重症の患者ほどにんじんジュースを1日何回も与えて治療効果を得ています。
 このような健康法は、いずれにしても自己責任であることをわきまえて下さい。


●無農薬野菜のしぼりたてを、毎朝続けて飲むこと
  生きた酵素や生命水をそのまま摂取した方がよいので、手作りで毎回新鮮なものを飲むことがポイントです。加熱処理をせず、旅行先などでやむをえないとき以外は既製品の缶詰なども利用しないのがよいでしょう。
 通常には、朝食にコップ1杯ずつの人参ジュース、青汁(青ドロ)がお勧めです。毎日飲み続けるものですから、農薬を使用していない野菜、果物にすることは言うまでもありません。
 西式健康法やナチュラルハイジーンでは、午前4:00〜正午までは主として排泄の時間帯で、身体に余分な食べ物の汚れを残さないためには、原則として朝食を摂らず、果物や野菜のジュースだけにすべきだと提唱しています。ただし、低血糖症の場合もありますし、成長の盛んな子供(とくに10歳以下の場合)は朝食やおやつが必要ですので、ジュース以外にも工夫してご飯、味噌汁、ナッツ類などを組み合わせて下さい。


●ゲルソン療法の人参ジュースに最適のジューサー「ベジフル」
◎人参ジュースの作り方
 にんじんは適量、ジューサーで作ります。下記で紹介する「ベジフル」がお勧めです。
 にんじんにはビタミンCを分解する酵素がありますので、人参ジュースには必ず柑橘類(ゆず、スダチ、カボス、レモン、夏みかん、温州みかんなど)を少々一緒に摂取しないといけません。
また、オルターのにんじんのように甘くておいしいものはよいのですが、市販のような苦くてまずいものしか手に入らないときは、りんごかりんごジュースを加えると飲みやすくなります。にんじん以外にも、果物などのジュースを楽しむことも有効です。

◎青汁(青ドロ)の作り方
 毎回、そのとき手に入る5種類くらいの有機緑黄野菜を適量ミキサーの中に入れ、水を加えてミキシングして青ドロを作ります。青ドロをオーガニックコットンでこすと青汁になります。おいしく飲むコツは塩(ブラックソルトなど)やりんごジュースを少量加えることです。下記で紹介する「ベジフル」は良質な野菜ジュースが簡単に作れます。
 ジュースに向く野菜はパセリ、しそ、サラダ菜、三つ葉、水菜、しろ菜、小松菜、ほうれん草、チンゲン菜、チシャ、サニーレタス、グリーンリーフ、レンコン、にんじん、レモン、りんご、ツルムラサキ、モロヘイヤ、菜花、芽キャベツ、ケール、キャベツ、ハイクロップ、うまいな、アブラナ他。

  有効性を考えると、人参ジュースは毎日新鮮なものを作り、作って30分以内に飲むことが大切です。そのためジューサーが必需品となります。人参ジュースを成分を損なわず有効に利用するためには、遠心分離式のものより圧力式のものの方が優れています。メキシコにあるゲルソン療法の治療所では、約30万円する圧力式のものが使われています。
 ゼンケンのジューサー「ベジフル」は、低回転の圧力式で、かつ安価です。カッターを使わない低速スクリューで野菜の栄養をそのまま生搾りできるので、人参ジュースだけでなく野菜ジュースも可能です。スピーディーに処理でき、低音で騒音が少なく、水洗いでお手入れ簡単、おすすめです。
※またベジフルは「みじんに切る」「混ぜる」「こねる」など多機能で、うどん、パスタなどの麺類のほか、スープ、おもち、パン、肉団子やハンバーグ、ふりかけなど 多彩な料理ができます。
※煮沸消毒や熱湯での洗浄は、部品が溶ける可能性がありますので、ご注意ください。(50℃以下の温水で洗浄してください。)


ー文責 西川栄郎(オルター代表)ー


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