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輸入うなぎ蒲焼が合成抗菌剤汚染
通信837号資料記事
食の安全・監視市民委員会ニュース 安の安全ウオッチNO4(2004.7.1) 

 土用の丑の日を目指して輸入が激増する活うなぎとうなぎの蒲焼があります。活うなぎが2万4千トンと蒲焼が4万2千7百トンと8割が輸入です。ところが、心配なのはうなぎの蒲焼から合成抗菌剤のエンロフロキサシンが多く見つかっていることです。厚生労働省の輸入監視統計(03年1月〜04年4月)では違反が53件と最も悪い状況です。このエンロフロキサシンはキノロン剤で日本では使用禁止されているものです。幸い、輸入検査で見つかったものは輸入がストップされるから良いが、そうでなければ心配です。
 うなぎからはオキソリン酸の違反が見つかっている例もあり、合成抗菌剤のチェックを厳しく行うべきだと思います。


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