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米沢郷牧場の防疫対策 =鳥インフルエンザウイルス病にたいして=
生産者からのお知らせ 2004年3月8日
防疫体制を徹底しております 米沢郷牧場
各位 様
 2004年3月8日
 農事組合法人 米沢郷牧場
   代表理事 伊藤幸吉

 冬の名残のまだ去りやらぬ時候、ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、連日、鳥インフルエンザの報道がなされており、食に対する不安が高まっております。食のグローバル化、BSEでは共食い、近代養鶏、薬剤に頼った畜産の末路のような気がして、生産者としても恐ろしい気持ちです。
 当法人は、抗生物質等の薬剤に頼らない食鶏生産を持続し、健康で安全な鶏肉生産に努め、別紙のような防疫体制を徹底しておりますので、変わらぬ御愛顧を賜りますようお願いいたします。
 また、鳥インフルエンザに対する、消費者の冷静な対応を重ねてお願いいたします。

鳥インフルエンザの対応について
 2004年1月21日
 農事組合法人 米沢郷牧場

以下、「高病原性鳥インフルエンザ防疫マニュアル」(平成15年9月17日 農林水産省消費・安全局 衛生管理課)よりの抜粋

V 本病の特性等
2 症状(疫学的特長)
 本病の症状は多様であり、主要なものは、突然の死亡、呼吸器症状、顔面、肉冠若しくは脚部の浮腫、出血班若しくはチアノーゼ、産卵率の低下若しくは産卵の停止、神経症状、下痢又は飼料若しくは飲水の摂取量の低下などである。(略)
3 感染経路、基本的な防疫対策及び治療法
 本病は、一般に、感染した鳥類又は本病のウイルスに汚染された排せつ物、飼料、粉塵、水、ハエ、野鳥、人、飼養管理に必要な器材若しくは車両との接触により感染する。(略)

<対応方法> 上記の特性(「感染経路」)より、以下の対応を徹底いたします。
 @インフルエンザ発生地域や近県へは当面は立ち入りをしない。
 Aインフルエンザ発生地域や近県の業者の出入りは当面禁止する。
 B許可無く外部業者を農場及び関連施設に入れないこと。
 C外部業者を出入りさせるときは、
 (1)事前の連絡を必ず貰う(業者→米沢郷牧場事務所→各農場及ぶ関連施設)
 (2)車両の洗浄、消毒を行う(マニュアルに定める)
 (3)長靴等を必ず農場側で準備する
 (4)商品等の納品については、納品場所を定めること。
 D農場及び関連施設内に来る人の完全な記録を作成すること。
 E農場及び関連施設で働く全ての人は、農場別、部門別に靴、服装を分けて使用すること。靴は洗浄し、消毒槽による消毒を励行する。
 F農場及び関連施設の衛生状態を確保する。通常通りの清掃、洗浄は励行すること。
 G野鳥(又は肉)との接触がないようにすること。
 H鶏へ与える飲料水の徹底した管理を行う。水源や飲水ラインでの汚染物等の入り込みがないようにすること。
 I鶏自体の免疫力の強化を行う。栄養増強(しっかりとした飼料給与量の確保等)、ストレスの緩和(ワクチン、空調、寒さ、暑さ、寒暖差、騒音等)、他の疾病への対応。
 J観察、確認の強化をすること。上記の「症状」と鑑み、怪しい症状の鶏がいる場合については、速やかに連絡すること。(管理担当者→農場長→生産事業部長→代表)
 K当該地区の家畜保健衛生所と連絡し、適時のモニタリングを実施する。

 以上の対応にも拘らず、「患畜」「疑似患畜」「おそれ畜」が当農場又は「移動制限区域」で発生・確
認された場合は、「高病原性鳥インフルエンザ防疫マニュアル」に従い、対応処置を講ずる。

     ・・・・・

<取引業者出入り時の連絡体制>

 各業者 
 → 
 米沢郷牧場事務所 
  担当:原田陽子    
    (御田真理)
 → 各農場及び関連施設
   滑津農場:農場長 佐藤政弘(伊藤利子)
   板木農場:農場長 永野川美宝(手塚富雄)
   小菅・藤泉農場:農場長 尾形智雄(手塚淑子)
   高畠飼料工場:石川公士

   ※入雛・出荷、納品等の予定を、事務所・担当に、予め提出すること。
   ※各農場単位でも、発注者は発注時に事務所に連絡すること。
   ※事務所・担当、各農場及び関連施設の責任者が不在の
    時は、引継ぎを明確にし、支障を来さないようにすること。


<異常鶏の連絡体制>

 各飼育管理担当 
 → 
 農場長 
 → 
 生産事業部長
 →
 代表
 → 家畜保健衛生所
   置賜:0238−43−3217
   大河原:


<堆肥センター・鶏糞搬入について>
 堆肥センターへ鶏糞を搬入後の車両については、
 取引業者の出入り時に準じ、洗浄・消毒を行うこと。

 お取引業者各位 様
 2003年1月21日
 農事組合法人 米沢郷牧場

 鳥インフルエンザの対応について

以下、「高病原性鳥インフルエンザ防疫マニュアル」(平成15年9月17日 農林水産省消費・安全局 衛生管理課)よりの抜粋

U 本病の特性等
3 感染経路、基本的な防疫対策及び治療法
  本病は、一般に、感染した鳥類又は本病のウイルスに汚染された排せつ物、飼料、粉塵、水、ハエ、野鳥、人、飼養管理に必要な器材若しくは車両との接触により感染する。(略)

 <対応方法> 上記の特性(「感染経路」)より、
 以下の対応を厳守願います。
 @許可なく農場及び関連施設に入らないで下さい。
 A農場及び関連施設に出入りの際は、
 (1)事前の連絡を必ずして下さい(米沢郷牧場事務所に)
 (2)車両の足回り(タイヤ、ホイル周辺)、自身の足回り(靴等)
    の洗浄、消毒を行なって下さい
 (3)長靴の準備をしていますので、履き替えて作業して下さい
 (4)商品等の納品については、定められた場所に納品して下さい
 (5)出入りの記録を所定の用紙に記載して下さい。
 B感染終結まで、発生地域(中四国地方、九州地方、および
  東南アジア)に旅行された方の入場はお断りいたします。


 <洗浄・消毒マニュアル>
 @農場及び関連施設内に入場する前に車両の足回り
  (タイヤ、ホイル周辺)、自身の足回り(靴等)
   を洗浄して下さい。
 A農場及び関連施設内に入る各車輌は、園芸用で
  構いませんので、小型の動噴器を車に備え、
  入場する前に車両の足回り(タイヤ、ホイル周辺)、
  自身の足回りには消毒液を散布し消毒して下さい。
 B動噴器を備えられない場合は、各農場及び関連施設に
  設置されている消毒器具を使用し、同様に消毒して下さい。
 C準備してある長靴に履き替え、作業して下さい。
  作業終了後は、洗浄し定位置に戻して下さい。


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