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国産ニンニクと影山さんのゴマ油で作った アホエン油
カタログ“2006年6月2週”
国産ニンニクと影山さんのゴマ油で作った アホエン油
ニンニクパワーのもと「アホエン」をごま油で抽出。
ニンニク臭くないので、においを気にせず料理に使えます。
●ニンニクの薬効の本体は「アホエン」
 昔からニンニクには滋養強壮など優れた薬効があることが知られています。例えば古代エジプトの医学書エーベルス・パピルスには感染症、疲労衰弱、神経系・循環器系の病気、生理不順、便秘、腫瘍に対する記述があり、漢方でも体を温める効果、殺菌作用、強精強壮作用、頭痛、赤痢に対する効果が知られてきました。
 また近年になって、1953年には米国ケースウェスタン大学のワイズバーガー博士によりガン抑制効果が確認され、1989年には米国国立ガン研究所と中国北京ガン研究所の共同研究によりガン予防効果も確認されています。
 これらの薬効は当初、ニンニクに傷をつけたときに発生する強烈な臭い物質「アリシン」によるものであると考えられてきました。しかし1984年、米国ニューヨーク州立大学のブロック教授により、アリシンには主として抗菌作用があるくらいで、ニンニクの薬効の本体はアリシンに熱が加わってできるイオウ化合物の「アホエン」であることが確認されました。

●「アホエン」が話題に
 アホエンは生のニンニクを油に漬けて25〜100℃に低温加熱すれば生成し、それ以上に加熱すると消滅する無臭の脂溶性物質です。ニンニクのあの強烈な臭いを気にせずに摂取できる「アホエン」は、食する者にとって朗報といえるかもしれません。
 実践女子大学の田島真教授はアホエンの効果について以下のようにまとめておられます(「わかさ」2005年8月号より引用)。

 ●脳内ホルモンを増やし、認知症を予防 
  ●尿酸値を下げる
 ●ガン細胞発生と増殖を抑制 
  ●免疫を高める
 ●血栓を防ぎ、脳梗塞・心筋梗塞を予防
 ●悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、血液をサラサラにする
 ●肝臓を保護 
  ●ピロリ菌を撃退、胃ガン、胃潰瘍、胃炎を防ぐ

※なおアホエンは多めに採っても副作用がほとんどないとされています。
●影山さんの「生搾りゴマ油」を使って抽出しました
 影山製油所の影山省治さんがアホエンに興味をもち、アホエン油を作るきっかけとなったのは、2004年11月18日放映「スパスパ人間学」(TBS)及び2005年11月2日放映「はなまるマーケット」(TBS)でアホエンについての上記のようなさまざまな効果やその採取法、料理法が紹介されていたことからです。
 影山さんは、上記・田島真教授にアホエンの抽出法を指導していただき、オルターカタログでもおなじみの自社製「生搾りゴマ油」を使ったアホエン油を開発されました。
 現在アホエン油に使っているニンニクは低農薬のものですが、無農薬にチャレンジしていただいています。
影山製油所のアホエン油
●原料
生搾りゴマ油…中国産のゴマを圧搾一番搾りしたものです。搾った後放置し、2回ろ過しています。酸化に一番強い油です。

ニンニク(   )…低農薬(◆)。品種ニューホワイト。生産者:永安俊治さん(島根県吉賀町)。肥料は牛糞堆肥、チップ堆肥、苦土石灰、化学肥料。農薬は殺菌剤1回(通常は10回)、除草剤1回、土壌燻蒸1回。今後はオルターの提案で影山製油所用に無農薬栽培を始めていただいています。

●製造工程
@ニンニク精選A皮むきB細かく刻むCネットに入れる(材質:綿)D88℃〜90℃に加温した生搾りゴマ油のタンクに入れるE常温まで静置Fニンニクを取り出し、ろ過Gビン詰

◆使い方のポイントは「できあがった料理に加える」こと
 アホエン油を摂るときに最も注意してほしいことは、「できあがった料理に加える」ということです。例えば、炒め物をするときに使うと100℃以上に加熱されてしまい、アホエンが別の成分に変わったり、壊れたりします。従ってアホエン油は、「生野菜のドレッシングとして使う」「パスタやヨーグルトにかける」「味噌汁やスープに入れる」のがおすすめです。
 特におすすめしたいのは、食べる直前の味噌汁に小さじ1杯のアホエン油を入れることです。食べる直前の味噌汁の温度は100℃もないため、アホエンがなくなることはありません。またアホエン油(ニンニク油)を入れることでコクが出て旨みがひときわ増し、味も断然よくなります。
 ちなみにアホエン油はニンニク独特の臭いがほとんどしません。ほのかにニンニクの香りがする程度ですから、口臭をあまり気にすることなく摂ることができます。(影山製油所・影山省治さんより)



    ー文責 西川栄郎ー



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